英人気ガールズ・グループ「リトル・ミックス」来日インタビュー[その2]リトル・ミックスはなんでそんなに仲がいいの?

英人気ガールズ・グループ「リトル・ミックス」来日インタビュー[その1]からの続き


Q. 「X Factor」(※)に出場したときは、今のように世界的にヒットすることを想像していましたか?

A.

ペリー: いいえ! こんなに有名になるなんて全然思っていなかったわ。

レイ・アン: でも、いいことだと思ってた。私たち4人がチームになったとき、何かすばらしいことが起こるって思ったの。一緒に歌ったとき、私たち4人のハーモニーが思った以上にすばらしくて、「これで有名にならなかったら何の意味があるんだろう?」って思ったわ。

だから「みんなでもっともっと上を目指したい!」って思ったの。「X Factor」で勝ち進むうちに、実際に世界で有名になれるかもしれないって強く信じるようになった。世界中で成功しなかったら、成功したって思うこともなかったと思う。

ジェイド: 今でも驚いてるわ。

レイ・アン: 世界を旅してまわることができるなんて本当に幸運なことよね。


※「X Factor」…2004年からイギリスで放送されている人気オーディション番組。これまでにレオナ・ルイス、ワン・ダイレクション、オリー・マーズといった世界的アーティストを多数輩出している。リトル・ミックスのメンバーは同番組のシーズン8にそれぞれエントリー。今に至る。


Q. 世界的に有名になったことでプライベートな時間が減りましたか?

A.

ジェシー: そうね。自分のスペースが減っちゃったわ。

ペリー: 時間がなくなったのは確か。睡眠時間があまり取れなくなったわ。活動を始めてからは睡眠時間なんてないわ笑!

まあ、そういうこともあるけど、私たちは本当に幸運だと思ってる。確かに大変ではあるけれど、ファンたちがいるし、今やっていることで受ける恩恵のほうがたくさんあると思ってるから。だから続けてるの。

レイ・アン: 時々ただ座って考えることもあるわ。私たちガールズ・グループにいて、世界中で人気になって、でもまだそれを受け止めきれてない時もある。「一体何が起こっちゃったんだろう?」って思ったりもするわ。でも、最高よ。



Q. 有名になってよかったことは?

A.

ジェイド: たくさんあるよね? 世界中を旅してまわれるし、今まで行ったことがなかったような場所に行ける。ほかには?

ペリー: ファンの存在よ! 音楽はもちろん、私たちがやることすべてを愛してくれるのよ。ファンたちに会うのが楽しみなの。

ジェシー: だから、ツアーは世界で一番最高なことだと思う。自分が大好きなことを毎日できるんだもん。


Q. 2ndアルバム「サルート」はデビューアルバム「DNA」と比べてどんなところが変わりましたか?

A.

ペリー: もっと大人っぽい仕上がりになったわね。R&B色が一層強くなって、ヴォーカル、ハーモニーにもこだわってるの。

私は前作の「DNA」が大好きなんだけど、ファンにインスピレーションを与えている部分や前作のすばらしい部分は残したままにしたわ。だって、常にファンにインスピレーションを与えたいから。ファンが曲を聴いて共感してもらいたいという思いと同時に、ファンの幅も広げられることができるよう考慮したわ。



Q. 日本語で「ウィングス」を歌った感想は?

A.

ジェイド: とても気に入ったわ! 私、日本語が好きなの。難しかったけど楽しかったわ。前回来日した時、ファンに披露するためにコーラスの部分だけ日本語の歌詞を覚えてたの。だから、(レコーディングは)数時間ぐらいしかかからなかったかな。

レイ・アン: 楽しかったよね。最終的には世界各国の言葉で「ウィングス」を歌うことができたらいいな。


【動画】リトル・ミックス「ウィングス」MV



Q. ガールズ・グループというと、「あまり仲がよくない」というイメージがありますが、あなたたちは本当に仲がいいのですね。

A.

ペリー: 私たちの場合、もともと気が合ったからラッキーなんだと思う。無理に仲良くなったわけじゃないのよ。4人でグループにされたときから、お互いが大好きだったの。ほんとラッキーよね。

うぬぼれてたり、常に自分が中心じゃないとイヤっていうメンバーがいないから上手くいくんだと思うわ。みんなリラックスしてるのよね。自己中なメンバーがいたりしたらこうはならないもの。私たちはみんなすごく似てるし、意見も合うの。

レイ・アン: 笑いのツボも一緒なのよ! みんなでいつも笑ってるわ。笑いすぎておかしくなっちゃうぐらい。バカみたいにふざけ合ってるわ。


英人気ガールズ・グループ「リトル・ミックス」来日インタビュー[その3]に続く