ジャスティン・ビーバー、世紀の誤発表があった「ミス・ユニバース」騒動に乗じてパロディーネタを投稿

アメリカのラスベガスで開催された「ミス・ユニバース世界大会」でとんでもないハプニングが発生した。

現地時間20日に行われた同大会では、日本を含む80か国の国と地域の代表者が参加。選考の過程で人数が絞られていき、最終的にコロンビア、フィリピンの代表者が残った。

司会者のスティーブ・ハーヴェイが「優勝はコロンビア」と発表すると、同国代表のアリアドナ・グティエレスさんは涙を流し、世界一の栄光に感極まった様子。しかし、この司会者、なんと「2位はコロンビア」と発表するところを間違って「優勝はコロンビア」と言ってしまったのだった。

冠も授与され、観衆に向かって笑顔で手を振るアリアドナさんだったが、司会者が「謝らなければなりません…」と訂正をした後には冠も外されてしまい、本当の「ミス・ユニバース」フィリピン代表のピア・アロンゾ・ウォルツバックさんに渡されることになった。

【動画】「ミス・ユニバース」気まずすぎる優勝者訂正の瞬間


突然のことに、ピアさんも気まずい表情だ。

Meet Pia Alonzo Wurtzbach, our next #MissUniverse! pic.twitter.com/KQDGZjegSR

— Miss Universe (@MissUniverse) 2015, 12月 21

もちろん、これを見ていた視聴者は大激怒。司会者スティーヴ・ハーヴェイへの厳しい非難の声が大きくあがった。

Steve Harvey is the worlds biggest idiot

— Maddison Smith (@itsmaddisonnn) 2015, 12月 21

「スティーブ・ハーヴェイは世界で一番の大バカ」

事態を受け、スティーヴは自身のツイッターで謝罪。

Steve Harvey’s hands shaking so bad he misspelled Philippines and Colombia in his public Twitter apology. pic.twitter.com/ZQvx5torFR

— Ashley Madison (@ashleyymad) 2015, 12月 21

「ミス・フィリピンとミス・コロンビアに深く謝罪をしたいと思います。これは本当に正直な人的ミスです。深く反省しています」

その後も何度か謝罪をするスティーブだったが、米歌手ジャスティン・ビーバーがこの騒動に反応した。

ジャスティンの新曲「ソーリー」内の「Is it too late now to say sorry? (今謝るのは遅すぎるかな?)」というフレーズにかけて、ジャスティンの体にスティーブの顔を当てはめた画像をインスタグラムに投稿したのである。

It’s so sad but this is too funny had to post no disrespect

Justin Bieberさん(@justinbieber)が投稿した写真 - 2015 12月 20 9:14午後 PST

ジャスティンは「とても悲しい出来事だけど、これはとても面白すぎるから投稿しなきゃ。失礼な気持ちはないよ」とコメント。どうやら、ネット上に投稿されていたこの画像を見て、気に入ってしまったようである。

インスタグラムには「ちょうどソーリー聴いてたわ!おもしろすぎる!」などのコメントがよせられている。