がん闘病の高校生、ビヨンセと会話するサプライズが実現した４日後に死去[動画あり]

がんで闘病中だったR&B歌手のビヨンセ(35)のファンが、ビデオ通話アプリ「FaceTime」経由でビヨンセと会話するサプライズが実現した4日後に亡くなった。


エボニー・バンクスさんはステージ4のまれながんの治療を続けていたが、26日に亡くなった。その4日前、ビヨンセは「エボブ」のニックネームで呼ばれていたバンクスさんとFaceTimeで連絡をとり、最後の願いを叶えていた。

ビヨンセの出身地でもあるテキサス州ヒューストンにあるアリーフ・ヘイスティングス高校のクラスメートたちは今月、SNSで「#エボブがビヨンセと対面」というハッシュタグでキャンペーンを展開し、ビヨンセの注意を引きつけたことでサプライズが実現した。

クラスメートたちの努力は実ったものの、双子を妊娠中のビヨンセはテキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターで治療を受けていたバンクスさんのもとを訪れることができず、代わりにわざわざ時間を割いて22日にビデオ通話で大ファンと感動の対面を果たした。

Beyoncé facetiming with Ebony, a fan with a rare cancer disease whose last wish was to see Beyoncé. pic.twitter.com/pCkGzF4feZ

— BEYONCÉ LEGION (@Bey_Legion) 2017年3月22日

この感動的なやり取りを撮影した短い動画はネット上で公開され、バンクスさんが「ビヨンセ、大好きです」と想いを伝えると、ビヨンセも「愛してるわよ」と応じ、カメラに向かって手を振ってみせた。通話のあとには高校側も「#エボブがビヨンセと対面を応援してくれたみんなに感謝@ビヨンセ」とツイートした。

Thank you to everyone who helped #ebobmeetsbeyonce @Beyonce pic.twitter.com/rWC13ZQG78

— #GoBears(@AliefHastingsHS) 2017年3月22日

バンクスさんの訃報は高校の公式Twitterで公表されたが、ビヨンセはまだコメントしていない。

高校のクラスメートたちは26日、リロイ・クランプ・スタジアムでキャンドルを灯して徹夜で祈りを捧げ、ビヨンセの曲に合わせて体を揺らし、バンクスさんの早すぎる死を悼んだ。

@AliefHastingsHS Band & color guard students tribute to Ebony w her favorite singer - Beyoncé pic.twitter.com/57ida3fCAo

— Alief ISD (@AliefISD) 2017年3月27日

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