映画「クラウド アトラス」感動の最新映像公開! トム・ハンクスが異なる時代に生きる6つの主役に挑戦

トム・ハンクス主演映画「クラウド アトラス」の最新映像が公開された。

本作は、映像革命を巻き起こした大作「マトリックス」ウォシャウスキー姉弟監督と「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ監督といった異例の3大監督が、デヴィッド・ミッチェル著作のベストセラー小説に基づき映画化したもの。

本作で描かれるのは、「私たちはなぜ生き、なぜ人を愛するのか」という人類の永遠の疑問への答え。舞台は、19世紀から24世紀。そこに生きる人々は、親子、夫婦、兄弟、恋人、友人、あるいは敵同士となっても、いつかは“その愛を成就する”ために姿が変わっても惹かれ合い、何度も何度も出会っては別れ、争いと過ちを繰り返す。愛の形は運命的なものから許されざるもの、心に秘めた愛、全てを包み込む慈愛までさまざまで、人種や性別、境遇も年齢も関係ない。

登場人物の存在が幾多の物語に重なるため、それぞれが独立しているのではなく、大きな運命でつながれた一つの愛の物語になっていることにも魅了される。感動作には欠かせない俳優トム・ハンクスの、金の亡者の医者や、下品で暴力的な作家といった様々な役柄に挑戦している姿にもご注目。

【動画】 映画「クラウド アトラス」最新映像 トム・ハンクスが6つの役に挑戦


本作で6つの役に挑戦したトムは、「このストーリーのキャラクターたちは、その人生を永遠に変え得る何かを目撃し、それに対して行動しなければならなくなることが多い。彼らは英雄にもなれるし、臆病者にもなれる。そこで抱くのは、『このように無数の瞬間でつながっているからこそ、歴史なのではないか?　そのときどきに選択を下さなければならないからこそ、人間というものではないのか?』という想いだ」と自身が演じたキャラクターを分析する。

さらに、「どの部分をとってみても、カメラが、壮大なスタントや人間の鮮烈な感情を捉えていないことは一瞬たりともない。脚本を読んだとき、僕はすぐに、『このキャラクターたちは何者だろう?』と疑問に思ったが、その後、彼らのつながりが明らかになった。彼らの芸術上の葛藤、生き延びるための闘い、そしてある人生と次の人生をつなぐ選択も明らかになり、僕はこの脚本にすっかり夢中になったよ」と感動作だと言われる所以も垣間見せた。

なお、すでに公開されている予告編では、同じ魂を持つ複数のキャラクターが描かれている。時代を経る毎に変化を遂げてゆく主人公を演じたトム・ハンクスに続き、ハル・ベリー、スーザン・サランドン、ジム・ブロードベントら、アカデミー賞受賞の演技派スターたちが複数の人物を一人で演じている。

【動画】 「クラウド アトラス」予告編 ‐ 6つの時代を生きた人間の奇跡の物語


映画「クラウド アトラス」は3月15日(金)より、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほかにて全国ロードショー。


■ 公開情報

「クラウド アトラス」
2013年3月15日(金)、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

ワーナー・ブラザース映画配給
© 2012 Warner Bros. Entertainment. All rights reserved.
公式サイト : //www.cloudatlas-movie.jp
上映時間 : 2時間52分