DCコミック「アワーマン(Hourman)」のテレビ化企画が進行中

若い視聴者をターゲットにしている米放送局CWが、新たなDCコミックのヒーロー「アワーマン」(Hourman)のテレビ化企画を進行中であることがわかった。米Varietyが伝えている。

「ARROW/アロー」や「ヤングスーパーマン」など、DCコミックのドラマ化を積極的に行ってきた米CW。同じDCコミックヒーロー、「ザ・フラッシュ」を主人公とした「ARROW/アロー」のスポンオフドラマ制作も視野に入れている中、今度はアワーマンのドラマ化企画を推し進めていることがわかった。

「アワーマン」は1940年に初めてコミックに登場したキャラクター。頭脳明晰な製薬アナリストのレックス・テイラーは、“ミラクロ”と呼ばれる薬を開発。それを服用することで1時間のみスーパーパワーを得ることが可能になる。そして、彼は元妻と息子との関係修復のために、悲劇を食い止めようと行動する。

「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」「Ironside」のマイケル・カレオがダン・リン、「ヴェロニカ・マーズ」のジェニファー・ギュワルツらとともに製作総指揮を務める。また、マイケルは脚本も手掛ける予定だ。

マーベルのテレビドラマ「Agents of S.H.I.E.L.D.」が米ABCで放送されるなか、DCコミックのドラマ化計画が続々と伝えられている。「ザ・フラッシュ」のほかにも、バットマンの世界を舞台にした「Gotham」やコンスタンティンのテレビ化「Constantine」など、コミックファンにはたまらない企画が目白押しだ。