ザック・エフロン、依存症治療は「生涯の戦い」と激白！ 危険地帯での大ゲンカを、「一番怖い体験」と明かす

昨年、密かに依存症治療のためリハビリ施設に入所していた俳優のザック・エフロン(26)が、症状克服の厳しさを激白。また、3月に報じられた大ゲンカについても、改めて口を開いた。

昨年9月、突如数か月前にリハビリ施設入りしていたことを報じられたザック。「支えてくれたファンに感謝する」としながらも、詳細に関してはずっと口を閉ざしてきた彼だが、ついにTheHollywoodReporterのインタビューにて、依存症治療や、自らが抱える問題について重い口を開いた。

「ぼくは大酒飲みだったんだ、ものすごくね」と、ザックはアルコール、そしてドラッグの問題を抱えていたことを認めた。その原因に関しては、「つまり20代で独身、ハリウッドで過ごしているってことなんだ、わかるだろ?」と話すなど、きらびやかな一方で、他人からの目にさらされる生活の影響が大きかったようだ。ザックは自ら「自分がやってきたすべてのことから、学ぶ必要があったんだ。だけど少なくとも、興味深い体験ではあったよ」と、一連の経験を顧みている。


また、3月に真夜中の米ロサンゼルスのダウンタウンで、一般人とのケンカに巻き込まれたことも、「バカだった」と自嘲しつつ、振り返った。

「友だちに迎えに来てもらって、ダウンタウンに向かったんだ。(中略)だけどガス欠になってしまって、路肩に寄せて助けを呼んだ。ホームレスか浮浪者の男が、運転席側の窓を叩いたんだ。ぼくが気が付く前に、友人が車を降りて、ケンカがはじまってた。相手の男がナイフか何かを持っているのが見えて、ぼくもそれを取り上げるため車から降りた。結果的に、彼はナイフを落としたけれど、ぼくは顔面にパンチを食らった。警察がやってきてすぐに納めてくれたけど、人生でもっとも恐ろしい瞬間だったよ」


治療を経て、現在は出来る限りの時間を家で落ち着いたり、古い友人たちと過ごしたりするよう努めているというザックだが、現在でも断酒会や、セラピーには継続して通っているという。

「まだはじまったばかりなんだ。そしてそれが人生を変えたんだと思う。肌の調子もよくなったし、物事もうまくいくようになった。いまは以前に比べてずっと幸せだし、健康だよ」

その一方で、「(依存症との)戦いが終わることはないんだ」と、今後も決して楽ではない日々が続くことを示唆したザック。彼ならきっと、数多くの問題も乗り越えていけるはずだ。