「ＣＳＩ：科学捜査班」に、スピンオフ主演が決まっている「ミディアム」パトリシア・アークエットが出演！ サイバー犯罪の脅威を説く

人気海外ドラマ「CSI:科学捜査班」が、全米で放送中の最新シーズンに、特別ゲストとして、今後製作予定の新スピンオフ主演パトリシア・アークエット(46)が出演した。

「ミディアム 霊能捜査官アリソン・デュボア」のタイトルロールを通し、世に広く親しまれているパトリシアだが、今年3月、新たに製作される「CSI」シリーズのスピンオフ作品のヒロイン役として、新たにキャスティングされたことがアナウンス。サイバー犯罪を主に描いた自作より先に、「CSI」本家へ顔見せ出演したことを、米TVGuideが伝えた。


パトリシアが「CSI」で演じたのは、スピンオフドラマと同じ、FBI捜査官アヴェリー・ライアン。サイバー心理学者でもあるアヴェリーは、“インターネットセックス”がからむ事件を抱えるラスベガス警察のCSI捜査官たちに、捜査協力。華々しいデビューを飾った。

「今日、サイバー犯罪の記事を読みたくなければ、新聞を買わないという選択肢しかない」と、新番組のコンセプトを語る、「CSI」シリーズのクリエイターのアンソニー・ズイカーは、以下のようにパトリシア演じるアヴェリーのキャラクターを語っている。

「アヴェリーはただの技術的エキスパートではありません。彼女は小細工を見抜く、行動主義者です。アヴェリーは表情の変化や、ボディランゲージを読み取り、さらにウソやトリックも彼女に通用しません」

また、パトリシア自身も「アヴェリーって、物事を自分のすぐ側にキープするのよ。それに、とっても面白い名づけセンスを持っているの」と、自ら演じるキャラクターを説明。さらに番組のコンセプト事態も時代に即したものだと評価しており、インターネットが広く普及した現在だからこそ直面する問題に警鐘を鳴らした。

「母親として、このおかしな時代に、どうしたら子どもたちを守ることができるのかいつも考えているわ。特にネットの脅威からはね。私たちはサイバーセキュリティに関して、知らなすぎるの。スノーデン事件から学んだように、私たちは何が起きているのか、まったく気づいていないの。私はこの番組のアイディアが大好きよ。私たちに必要なことだもの!」

パトリシアがゲスト出演した、「CSI:科学捜査班」シーズン14第21話「Kitty(原題)」は、同メディアによればパトリシアが主演するスピンオフシリーズにとって、パイロット版(試作回)として扱われるという。