ホイットニー・ヒューストン遺族が伝記映画製作に激怒！？ 「テレビ映画なんてショボすぎる」

先日、製作決定が伝えられた、故ホイットニー・ヒューストンの伝記映画に、早くも暗雲が…。遺族はある点が気に入らないと、吠えているようだ。

2012年に48歳で死去したホイットニーは、自身が主演した映画「ボディガード」(1992)と主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー」をはじめ、数多くのヒット曲を持ち、いまもアメリカを代表する大歌手だ。つい先日、故人の親しい友人であり、女優のアンジェラ・バセット(55)が「ホイットニーの伝記映画を監督する」と報道。インタビューでもアンジェラ自身が意欲的な姿勢を明らかにしていたが、ホイットニーの遺族は彼女ほど同作に前向きではないようだ。


米TMZによれば、ホイットニーの遺族は「ホイットニーの存在は、テレビの小さなスクリーンにとってあまりにも巨大」ととらえており、伝記映画が「テレビ映画」として製作されることが気に入らないのだという。彼らはすでに不満を明らかにしており、場合によっては法的措置をとる構えだと関係者は話している。

同メディアに対し、義理の妹にあたるパット・ヒューストンは、「ホイットニーは絶対にテレビ映画以上の価値がある。もし彼女がいまも生きていたら、こんな話は起きなかった」と回答。また、別の関係者によると、遺族はアンジェラ監督作とは別の映画を企画しており、故マイケル・ジャクソンの死後に公開され大ヒットした映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」(2009)のような作品を想定しているようだ。