シャーリーズ・セロン、セレブへのマスコミ攻撃をレイプのようだと批判

オスカー女優のシャーリーズ・セロンが、あることないこと書き立てるマスコミの報道について、「まるでレイプされているみたい」だと批判した。

米TVガイドによると、シャーリーズは、英スカイニュースのインタビュアーから、マスコミに色々書かれることについて嫌な気持ちになるかどうかと聞かれ、「自分についてグーグルで検索することなんてしないから」「もし、インターネットで検索なんてしようものなら、レイプされるような気持ちになるでしょうし」と答えた。

インタビュアーは、南アフリカのためにUNの「レイプと戦う」活動に参加したことのあるシャーリーズが、レイプという言葉を引き合いに出したことに驚き、レイプと同じくらい酷いことなのかと質問。すると、シャーリーズは、「息子やプライーベートなことを考えると、ね。わたしだけなのかもしれないけれど」と回答。「こういうことを楽しむ人もいるのでしょうけど、わたしは自分の生活にとって尊いと思うことは守りたいタイプなの」と説明した。

シャーリーズのこの発言について、全米レイプ被害者の会(RAINN)は、レイプではなく別の言葉で表現してほしかったと批難する声明を発表。「レイプの恐ろしさは、グーグルで検索することで不快な思いをすることとは比べようにならないこと」だと強く反発した。

セレブがマスコミの攻撃のことを、レイプだと表現することはよくあることで、2010年にはクリステン・スチュワートが、自分のパパラッチ写真のことを、「レイプされている人の写真」だと発言。翌年にはジョニー・デップも同様の発言をしている。ちなみに、2人ともレイプという言葉は使うべきではないと批難され、謝罪声明を発表している。