「アメリカン・アイドル」S7出場者マイケル・ジョーンズが急死 生前は松田聖子の英語カバーなどで話題に

人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」シーズン7に出演し、ブレイクした歌手マイケル・ジョーンズが急死。35歳だった。

2008年、「アメリカン・アイドル」のシーズン7に出場したマイケルは、端正な容姿と確かな実力で視聴者の支持を得るも、トップ8時点で惜しくも脱落。その後、番組において、ジャッジ権限で脱落者へ再チャンスを与える制度が作られるなど、「アメリカン・アイドル」の方針にも大きな影響を与えた人物だった。

しかし8月3日、マイケルのファンサイトが、「マイケルが天へ旅立ったこと」と発表。死因に関してははっきりと明らかになっていないが、米HollywoodReporterなどメディアは、「足首の血栓が原因である」という関係者証言を伝えている。

“卒業生”の訃報に対し、「アメリカン・アイドル」を製作・放送する米FOXは公式声明を発表。「マイケル・ジョーンズは素晴らしい才能の持ち主で、彼が亡くなったという報せを受け、われわれも深い悲しみに暮れています。彼はアメアイファミリーのひとりであり、本当にその死を惜しまれることでしょう」と述べている。


また、マイケル出演当時、アメアイ名物ジャッジとして出演していた音楽プロデューサー　サイモン・コーウェル(54)をはじめ、関係者らが次々と哀悼の意をツイッターなどを通じて発表した。

「たったいま、マイケルの死の報せを受け、とても悲しんでいます。心から最高の男だった。マイケルが安らかに眠りますように」(サイモン・コーウェル)

「アイドルファミリーに悲しいニュースが…　ぼくらのマイケル・ジョーンズが亡くなりました。いつだって才能に満ちた、優しいやつだった。寂しくなるよ」(番組MC、ライアン・シークレスト)

「とても悲しい。早すぎるよ。きみの才能をぼくらとシェアしてくれてありがとう。マイケル・ジョーンズへ、安らかな眠りを」(元番組ジャッジ、ランディ・ジャクソン)

「マイケルを失い、落ち込んでいるわ。彼のとてつもない才能、大きなハート、そして彼の人格は、私たちの心の中で、永遠に生き続けるわ」(番組元ジャッジ、ポーラ・アブドゥル)


「アメアイ」後、マイケルはソロ歌手としてデビュー。名プロデューサーであるデヴィッド・フォスター(64)に才能を高く評価され、また日本人歌手　松田聖子の楽曲「抱いて…」をカバーするなどし、日本でも大きな話題となっていた。才能ある歌手の早すぎる死は、大きな悲しみを呼んでいる。

【動画】マイケル・ジョーンズ「HOLD ME(邦題:抱いて…)」