リース・ウィザースプーン、“優等生イメージ”はマスコミが植え付けただけ！？ 昨年の逮捕騒動について語る

映画「キューティ・ブロンド」や「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」などへの出演で知られるオスカー女優リース・ウィザースプーン(38)が、昨年自身が起こした逮捕騒動について口を開いた。

昨年4月、米アトランタで夫ジム・トスとドライブ中、警察官に対して高圧的な態度を取り、夫(※飲酒運転で逮捕)と共に「治安紊乱(びんらん)」の罪で逮捕されてしまったリース。これまで私生活でのトラブルはなく、優等生イメージが強かったリースにとって、本事件は多くの人に衝撃を与えることとなった。

その後、謝罪コメントや、テレビ出演自粛などを発表したりと、本件の対応に追われたリース。あの事件から1年半が過ぎようとしている今、リースは逮捕騒動についてどう思っているのだろうか。近頃、ロンドン映画祭にて行われた自身出演作「wild(原題)」の記者会見に登場したリースは、本事件について次のように語ったという。

「(あの事件で)私はみんなが考えていたような、人間ではないということが分かった瞬間だったと思うの。私たちって、メディアがその人をどう紹介するかによって、その人がどういう人なのかを特徴づけるのが好きなんじゃないかしら。(あの事件で)私は、人々が知らなかった複雑さを持ち合わせている人間であることを示したと思うわ」

「それは人間性の一部よ。私は間違いを犯したわ。私たちはみな間違いを犯すものよ。ベストなことは、謝ること。そして、間違いから学んで前に進むことだわ」

事件と向き合うことで、成長することができたと語ったリース。ピンチはチャンスとも言うが、リースにはこの逮捕騒動をバネに今後も女優として大いに活躍してもらいたいところだ。