クリス・プラット、1800グラムの低体重児だった愛息子の誕生秘話を告白！ 「父親業に比べれば、俳優なんてなんの意味もない」

今年、主演映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が世界的ヒットを飾り、大スターとなった俳優クリス・プラット(35)が、愛息子ジャックくんの誕生秘話を告白。頼れる父親としての顔を覗かせた。

「ガーディアンズ」では、いまいちキメきれないヒーロー　ピーター役を演じ、本人の個性的なキャラクターと相まって、人気急上昇中のクリス。一方、私生活では、2009年に女優アンナ・ファリス(38)と結婚。2歳になる息子ジャックくんの父親でもある。

育児支援団体のイベントに出席したクリスは、自身の子育て体験を告白。クリスによれば、息子ジャックくんは2012年8月に、予定日より9週間早く低体重児として誕生。体重は1800グラムしかなかったのだとか。当時を振り返り、本人らしく「ちゃんとしたサイズのお尻だったよ。とっても小さい人間なのにね」とジョークにしながらも、あたたかい言葉でクリスが父性愛を説く感動的なスピーチの内容を、米Perezhiltonが伝えた。

「俳優として、クールなことはなんだってやってきた。ヘリコプターから飛び降りたり、大胆なスタントもこなしたし、プロのスタジアムで野球もやった。だけど、パパになることと比べれば、そんなことはなんの意味も持たないんだ」
「(息子が生まれた)あの瞬間に、どんなパパになるか、ちかったんだ。ただ出来る限り息子を守って、充分に長生きしてくれるよう祈りたい」

クリスらは、息子誕生後には、「特別なケアがいること」「手術が必要な可能性もあること」などを聞かされたというが、NICU(新生児特定集中治療室)にておよそひと月を過ごしたあと、幸いにもジャックくんを家へ連れ帰ることができたそう。現在では仲のよさそうな親子3人のショットがツイッターなどに公開されることも。

「小さく、救いのない状況だったぼくらのジャックくんは、強く、利口で、幸せで、楽しく、美しい少年になった。バギーや子ども向け番組が大好きで、信じるかどうかは勝手だけど、野菜だって好きなんだ。ブロッコリーとチェリートマトがお気に入りさ」

公の場で、息子への愛と、“育メン”ぶりを世に示したクリス。きっとヒーローを演じる父親は、息子ジャックくんにとっても、自慢のパパであるはずだ。