「アナ雪」のクリステン・ベルが第2子を出産

大ヒット映画「アナと雪の女王」でアナ役の声優を務めた女優のクリステン・ベルが、夫で俳優のダックス・シェパードとの第2子を出産した。夫妻は2013年3月に長女リンカーンちゃんを授かっており、その妹が生まれたことになる。

ダックスはTwitterで嬉しい知らせを報告し、赤ちゃんの名前を公表した。

「デルタ・ベル・シェパードがここにいる。クリステンにも僕にも似てないけど、とりあえず育てることにするよ」とダックスはフォロワーにジョークを飛ばした。「エストロゲンが臨界に達したわ! ダックス、グッドラック。そしてデルタ・ベル・シェパード、この世界にようこそ!」とクリステンがつけ加えた。

クリステンは6月に妊娠を公表。その後も見事なドレスでレッドカーペットに登場するたび、ふくらんでいくおなかを披露していた。

クリステンは家族生活について語ることも多いが、子どもに向けられるメディアの注目には不安も感じている。夫妻は有名人の子どもたちの写真を扱うメディアとのインタビューを拒否する「#NoKidsPolicy」運動を提唱している。クリステンはこの運動に情熱をかけており、2児の母となった今、その決意をますます強くするのは間違いなさそうだ。

「パパラッチは誰にも敬意を払わない。話はまずそこからよ。彼らの仕事は、その本質からして敬意を欠いている。私が強く主張するようになってからは、家族に近づかなくなった。他の有名人の家族から、初めて息をつくことができたとも聞いているわ」とクリステンは米USA Today紙で語っている。

また彼女は以前、同時にいくつものことをこなすのは苦手なだけに、子どもが1人とはいえ、子育ては楽じゃないとも話していた。「妹は子どもが4人いるの。私は1人だけど、それ以上の子育てをするのがどんなに大変か、想像すれば分かるわ」とクリステンは笑った。

「複数の仕事を同時にこなすのはすごく大変だといつも考えているの。今やっていることに集中しながら、別のことも考えるなんてとてもムリ。家に帰ったら、携帯を棚の高いところに放置しているわ」と語った。