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“金正恩暗殺”映画「The Interview」が中止から一転、全米で封切り! 異例の大ヒットに、監督・出演のセス・ローゲンも感謝

2014年12月26日
セス・ローゲンセス・ローゲン
WENN.com
テロリストからの脅迫を受け、一時は公開中止が決定された映画「The Interview(原題)」だが、オバマ米大統領や世論を味方につけ、大復活。無事に公開初日を迎え、客は大入りのようだ。

北朝鮮の現指導者である金正恩第一書記(30)の暗殺を描いたことが問題となり、映画を配給するソニー・ピクチャーズへのハッキング攻撃、さらに観客に対するテロ予告がなされたことで、一時公開中止がアナウンスされた「The Interview」。しかし主に米国民からの「テロリストに屈した」「言論や表現の自由への干渉」といった非難や、オバマ米大統領の「公開中止は間違い」というコメントを受け、ソニーは本作の限定公開とオンデマンド配信を決定。そしてついに、本来の公開日であった12月25日、「The Interview」が無事に封切られたことを、全米各地のメディアが伝えている。

英DailyMailによると、同作に監督、原案、製作として関与、さらに俳優として出演したセス・ローゲン(32)は、共同監督を務めたエヴァン・ゴールドバーグとともに、米ロサンゼルスの映画館における25日0時過ぎ上映の会に、サプライズで登壇。歓声を上げる観客に対し、「心からありがとう」と感謝。「映画館や、観客がいなくちゃ、こんなこと起こらなかったよ」と感激をあらわにした。

全米331館で公開された「The Interview」は、大ヒット上映中。会場を訪れた観客らの中には、「予定通りだったら観に来なかったと思う。言論の自由よ!」と騒ぎになったからこそ、多少の危険を冒してでも劇場に足を運んだという層も、少なからず存在したようだ。さらにオンデマンドでの配信は、劇場セールス以上に好調なようで、一部では10時間あまりのうちに、最低20万人がダウンロードしたとの報道も出ている。
 
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