「ワン・ダイレクション」、ゼイン除く４人での南アフリカ公演がスタート、リアムが涙する場面も

メンバーのゼイン・マリクの脱退という衝撃的な出来事に見舞われた、英人気ボーイズ・グループ「ワン・ダイレクション」が、公式に4人グループとなってから、初のコンサートを開催。メンバーのリアム・ペインが、ステージ上で涙していたと米Gossip Copが伝えている。

ゼインは3月21日のフィリピン公演からストレスによる体調不良を理由をツアーを離脱。3月28日の南アフリカ公演には復帰する見込みだと伝えられていた。しかし、3月25日に突然、グループを脱退することを発表し、世界中のファンやメディアを驚かせた。

米Gossip Copによると、28日に実施された、ゼイン脱退後初となる南アフリカ公演では、メンバーはゼインの不在について一切触れることはなかったとのこと。しかし、ライブ冒頭で流されるオープニングビデオはゼインのパートが編集でカットされていたほか、ゼインが歌うソロパートは他メンバーが代わりを務めていたという。

【動画】南アフリカ公演でのオープニング映像


また、ハリーは観客に向かって、「今晩は僕らと一緒に過ごしてくれてありがとう。僕らが今どれだけ君たちを愛しているかということを、君たちは想像つかないだろうね。僕はみんなにウソはつかない。今夜は僕らにとって、とても大事な時間です。みんなが今夜してくれたことは僕らに大きな意味を持つんだ。みんなのことが大好きだよ。みんなはいつも僕らの側にいてくれる。僕らはこの先もずっとみんなの側にいるからね」といった、感謝の言葉を述べたそうだ。

一方、この日のライブに参加した米Billboardの記者は、同ライブでのリアムはとてもエモーショナルだったと話している。同人物によれば、リアムは「Through the Dark」が流れると涙を流していたそうで、そのまま舞台裏に消えたという。また、「Night Changes」では、“Having no regrets is all that she really wants(後悔をしないことが、彼女が本当に望むもの)”という部分を“Having no regrets is all that he knew he wants(後悔をしないことが、彼が望むもの)”と歌詞を変えて歌ったと伝えている。

ゼインの脱退発表に際し、4人で活動を続けていくことを表明したワン・ダイレクション。この日のコンサートでは、ゼインについて明確には語らなかったものの、メンバーの心の中には苦楽を共にしてきた“彼”の居場所があったようだ。

★替え歌をするリアム

Liam cried and sang "having no regrets is all that he knew he wants" about zayn

ziam will never die

#Vote1DUK #KCA
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— One Direction Lyrics (@Acoustic1DSongs) 2015, 3月 27

★ファンに感謝を述べるハリー