「ワン・ダイレクション」ゼイン、リークされた曲は「１Ｄ」用につくられた過去のものだったことが判明

3月25日に突然「ワン・ダイレクション」からの脱退を発表したゼイン・マリク(22)。それから1週間も経たない内に、「I Won’t Mind」という曲のデモ音源がネット上で公開され、ファンは、ゼインがあまりにも早くソロアーティストとして活動を始めたことに困惑の声をあげた。しかし、米メディアが新たに伝えたところによると、今回公開された音源は、「1D」用につくられた過去のものであることがわかった。

現地時間30日、人気プロデューサーのノーティ・ボーイと組んだソロ1曲目「I Won’t Mind」のデモ音源が公開されたゼイン。その数日前には「1D」の生みの親として知られるサイモン・コーウェルのレーベル「Syco」と契約したことが報じられたほか、英Metroは、ゼインが2016年にソロアルバムをリリースする計画であるとも伝えられたこともあり、「I Won’t Mind」は、ゼロがソロアーティストとして録音した最初の楽曲であると思われていた。

しかし、米Hollywood Lifeによれば、30日に公開された「I Won’t Mind」は、元々は「1D」の最新アルバム「FOUR/フォー」のために作られた楽曲だったことが判明。ゼインのソロ曲として制作されたわけでないという。

「1D」の新アルバム「FOUR」では、メンバーそれぞれがコーダラインやマクフライ、グッド・シャーロットらと共に楽曲を制作。ゼインは前述のノーティ・ボーイと共に、「One Chance to Dance」という曲を書き上げた。当初、同曲は「FOUR」からのファースト・シングルとして発売されるかもしれないとも噂されたが、結局同アルバムに収録されることはなかった。

今回、内部関係者は英Daily Mailに対し、今回発表された「I Won’t Mind」のデモ音源は過去のものであることを証言。ソロ転向報道が続くゼインだが、現時点でソロアーティストとしての具体的なソロプランはないとも語っている。

「ファンが、この曲がゼインのソロ曲ではないこと、将来(正式に)レコーディングするためのものではないことを知るのは重要です。この曲を聞けば、明らかに『ワン・ダイレクション』の最新アルバムのために書かれた歌だということがわかるでしょう。この曲は新曲でもなければ、ゼインのソロ曲でもありません」

「彼らは、ゼインのソロ活動に取り組んでいません。まだ何の計画もありませんし、この曲はここ数日間でレコーディングされたものじゃありません。ゼインとノーティは非常にいい友人です。ゼインはノーティのスタジオを訪れてゆっくりしているだけなんです」