ダニエル・ラドクリフ、自分が“転落子役”にならずにすんだ理由を語る！ 「死ぬほど○○が好きだったから」

映画「ハリー・ポッター」シリーズに主演し、世界的な有名子役となったダニエル・ラドクリフ(24)。しかし先人には、若くして成功しすぎたことから、身を崩すパターンも多かった。ダニエル自身が、自分が転落しなかった理由を話している。

「ハリー・ポッター」シリーズの大ヒットにより、同世代の俳優の中でも突出した知名度を誇るダニエル。2010年のシリーズ完結以降は、「キル・ユア・ダーリン」(2013)で実在の詩人アレン・ギンズバーグを演じるなど、大衆向けヒット作とは一味違った個性派作品で、俳優としてのキャリアを積み重ねている。

ダニエルは「Playboy’s 20 Questions」というインタビューの中で、自分がなぜ“転落子役”にならずに済んだのかを告白。E!onlineが伝えている。

「『ディセンバー・ボーイズ』(2010)ではじめてポッター以外の映画に出たとき、ヘアメイクチームと仲良くなったんだ。数週間経って、“ねぇ、正直なところ、ぼくってどんなやつだと思っていた?”って聞いてみたいんだよ。そしたらみんな、“いやなやつだと思っていたよ”って。だってそれが、みんながよく考える子役ってものだからね」

「ぼくと、ポッターのプロデューサー陣にとって幸運だったのは、ぼくが死ぬほど仕事が大好きだったってことだ。それって何より過少評価されていることだよ。撮影現場で退屈そうな子役を見てきたけど、ぼくとしては“何やってんだ、ここは世界で一番の場所だぞ”って感じだった」

結局、ダニエルを救ったのは、演技、そして撮影現場へ抱く愛着だったようだ。「毎日やってるクレイジーで変てこでバカみたいなことが大好きだ」と話す彼は、演技することを「自分に集中すること」と表現。だからこそ「役者でいられなくなるようなことは、やらなかった」と現在にいたるまでの道のりを振り返っている。