「CSI:科学捜査班」マージ・ヘルゲンバーガー シーズン11で降板へ

人気クライムサスペンス海外ドラマ「CSI:科学捜査班」でキャサリン・ウィロウズ役を演じているマージ・ヘルゲンバーガーが、今秋から始まるシーズン11をもって同番組を降板する予定だと明かした。

以前からシーズン10で降板したいと公言していたマージだが、米TVガイドのインタビューで、昨年俳優のアラン・ローゼンバーグと離婚したことから金銭面で不安になり、もう1シーズン出演することを決めたという。

シーズン11に出演する新契約では、ギャラが大幅に上昇し、「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」のマリスカ・ハージティが保持する最高額(1話あたりの出演料約38万5千ドル(約3350千万円)を超えたのではと噂されたが、これをマージは否定。「今年のギャラ・アップはなかったわ。登場エピソードを減らしてと頼んだから、19話しか出ないしね」「CBSは景気が悪いことを強調していてね。だから今回は誰も出演料は上がっていないのよ」と断言した。なお、マージ自身は13話出演してクリスマスまでに降板したいと希望したが、CBSに却下されてしまったという。

マージは、ドラマで演じるキャサリン同様、私生活で新しい彼が出来たことも告白。ドラマではベッドシーンが撮影されることも明かしており、「最後にベッドシーンを演じたのは、「ER 緊急救命室」でジョージ・クルーニーと撮影したとき。ムダ毛を剃ったかどうか気になるシーンに臨むのは、本当に久しぶりだわ」と冗談交じりにコメントした。

舞台女優として活動していた時にスカウトされTVデビューしたマージは、ドラマ「チャイナ・ビーチ」の演技が高く評価されエミー賞を獲得。その後も「ER 緊急救命室」シーズン2でジョージ・クルーニー演じるダグ・ロスの父親の上司でダグと性的関係に陥るカレン・ハインズ役を演じ話題を呼んだ。「バッド・ボーイズ」「エリン・ブロコビッチ」など映画界でも活躍しており、実力派女優として人気を集めている。
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