テイラー・スウィフトのＭＶは日本のポップカルチャーとＳＦの融合！ 監督が制作秘話を明かす

人気歌手テイラー・スウィフト(27)と数々のミュージックビデオでタッグを組んできた監督ジョセフ・カーン(45)が、インタビューに応じ、MV制作秘話やテイラーへのアンチについて語った。vulture.comなどが伝えている。

ジョセフ・カーン監督は、11月10日に発売されたテイラー・スウィフトの最新アルバム「レピュテーション」からの楽曲「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」「…レディー・フォー・イット?」のMVや、過去には「ブランク・スペース」「バッド・ブラッド」などテイラーだけで6作品のMVを手がけてきた監督だ。

そんな監督がインタビューに応じ、テイラーとの関係や制作秘話について語った。最新作「…レディー・フォー・イット?」について監督は「テイラーがぼくに電話してきて、彼女の頭の中にあるアイディアを話してくれたんだ。まるで彼女がぼくにギフトをくれたようだったよ。彼女はMVの中で日本のポップカルチャーとSFとぼくの映像のいい要素を組み合わせたいと考えていたんだ。ぼくはテイラーに対して、ぼくのSFオタクな部分を出させてくれてありがとうと感謝したかったね(笑)」と明かした。

また、最近PopFront記者メーガン・ヘアニングさんが、テイラーは「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」のMVの演出で人種差別をしていると記事内で批判。カーン監督はそれに対抗するようにカニエ・ウェストとトランプ米大統領のツーショット写真をツイッターに投稿。「白人至上主義者を支持しているメジャーアーティストについて思い出しましょう」とコメントしたのだ。

この件に対しカーン監督は「テイラーがトランプ支持者だとかがやがや騒いでるけど、彼女は白人至上主義者ではないよ。そしてカニエは何年もテイラーのことを攻撃しているんだ!もしテイラーがトランプと笑顔で写真を撮るのが想像できるかい?その一方で、ぼくたちは人々はカニエを見て「ああ彼はあの時体調が悪かったんだよね(精神状態の悪化で入院し退院した後だったため)」と思うのさ」

「何度トランプはクレイジーなことをしてきただろうか。一方でヒラリーは…ぼくはヒラリー支持者だったんだ。率直に話すけど、とにかくテイラーは何もしていない。その件のダブルスタンダードは本当にクレイジーだったよ」とテイラーを擁護した。