いじめ告発動画が話題の親子がＴＶ出演、一連の黒いウワサを否定！ 「私たちは人種差別主義者じゃないわ」

学校でいじめられた体験を話した動画が話題になっている、米テネシー州のキートン・ジョーンズくん(11)。ジャスティン・ビーバー、ケイティ・ペリー、マーク・ハミルといったセレブが動画を見て激励のコメントを贈るなど大きな共感を呼ぶ一方で、母親のキンバリー・ジョーンズのフェイスブックに、人種差別の象徴として見られている南部連合旗を掲げる写真が掲載されていることが指摘されたり、この家族とは関係のない人物が募金を募るオンラインページを立ち上げたりと、何やら、この家族をめぐって、怪しい情報や噂が浮上してきている。

こうした状況を受けて、キートンくんと母キンバリーは12月12日米CBSの番組「This Morning」に出演。彼は日々同級生から受けてきたイジメや苦労について語った。

キートンくんは、以前は「絶対に仕返しをされるから、イジメられていることを人に言うことはなかった」と告白。さらに「僕のビデオが有名になって、なにかを成し遂げた気分だよ。世界を本当に変えられるんだってね」と自信がついた様子も見せた。

一方、母親キンバリーは南部連合旗を掲げた写真について「誤解されています」と断言。「わたしたちが連合旗の近くで撮った写真はこの地球上でたった2枚です」「私は“差別主義者じゃない”という理由で昔からイジメられたり見下されたりしていたので、皮肉を込めて面白おかしく撮ったものなのです」と、差別主義ではないことを主張した。

また、別のインタビューでキンバリーは連合旗の写真について「過去に戻って取り消せるのなら取り消したいです」と、後悔していることも話した。

キートンくん周りでは、彼とは無関係の人物がオンラインで募金を募るページを立ち上げたり、偽インスタグラムアカウントが出現するなど様々な事態が起こっているが、キートンくんの家族は「金もうけが目的ではない」と明言している。

ちなみに、キートンくんが通う学校は“いじめ対策ミーティング”を週明けに行うことを検討しているというが、彼は年明けまで学校には行かないつもりだという。

【動画】キートンくんと母親
※Good Morning America出演時のもの