コーリー・モンテースの死は、ハリウッドと歯医者のせい？ 母親が語る、死去から5年目の思いとは…

故コーリー・モンテースの死について、母親が自らの考えを告白。原因の一端は、「依存症リハビリ後に受けた歯科治療」にあるとの思いを明かした。

コーリー・モンテースは、2013年7月13日、ヘロインの過剰摂取によって死去。生前から依存症の問題を抱えており、リハビリ施設での治療を終えて間もないタイミングでの死だった。

コーリーの母アン・マクレガー(67)は、息子の死から5年経ったいま、Peopleのインタビューに回答。「まだ事態を収拾させようとしている。私の世界は時が止まったまま。以前の自分とは、異なる人物になってしまった」と、いまだに深い悲しみの中にいることを明かした。

飲酒、マリファナ喫煙というコーリーの悪癖は、彼が13歳のときから始まった。15歳と19歳のとき、彼はリハビリ治療を経験している。

「息子は好奇心がとても豊かだったの。それが彼を闇へ引きずりこむことになってしまった」

親子仲はとても良く、「どこへ行くのも一緒」「息子は私を守ろうとしていた」と話す。人気ドラマ「glee/グリー」にキャスティングされ、故郷カナダから遠く離れた米ロサンゼルスで忙しく過ごす間も、「私の誕生日祝いを欠かすこともなかった」という。

しかしその間、コーリー・モンテースの悪癖は再発。2012年12月には、薬物の使用が再会したことを母親に対して認めていた。「息子はハリウッドに飛び込む準備ができていなかったのね。ドラッグは息子にとって、逃避の手段だったんです」

結果、2013年4月にコーリーはまたもリハビリ施設へ。その後の彼の運命をわけたのは、5月から7月にかけて行った歯科治療だったとアン・マクレガーは述べている。治療のため、複数の薬を服用することとなり、それが「リハビリ後の身体にはよくなかった」と、急逝の遠因になったとの考えを、アンは語る。

いまアン・マクレガーは、息子コーリー・モンテースのため、子どもたちを助けるため、「Project Limelight」、「St. James Music Academy」といった非営利組織に協力している。

「コーリーは(一度ダメになってから)立て直すより、予防する方がいいと信じていたの。子どもたちに輝くための機会を与え、ドラッグに頼らなくてもいいと思えるようになってほしいと願っていたんです」

「コーリーは愛のある、誠実な青年でした。これからの人生で、もっともっと輝けるはずだったのよ」