エミー賞獲得ドラマ「MR. ROBOT」、シーズン4での放送終了が決定

エミー賞を獲得した人気海外ドラマ「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」が、シーズン4にて放送を終了することが発表された。

「MR. ROBOT」にてタイトルロールを演じるクリスチャン・スレーター(49)は、番組が来年放送予定のシーズン4にて終了することを、かねてより示唆していた。彼は出演に加え、製作も兼ねており、「(番組クリエイターの)サム(・イスマイル)は、いつも来るべき時が来たら終わらせると言っていた」「おそらくシーズン4がそうなると思う」と、Colliderに対し不確かながら自身の見解を明らかにしていた。

今回、HollywoodReporterは、「MR. ROBOT」の放送終了は事実であると報道。サム・イスマイルによる、「カルト的人気を得るニッチなテレビシリーズになると思っていたのに、この3年でそれ以上の存在になってしまった」との言葉をはじめ、「自分のビジョンに命を与えてくれた」キャストやクルーへの感謝、視聴者へのメッセージを伝えている。

「最初から、ある結論に向かって物語を築いてきました。そして次のシーズンで、『Mr.ROBOT』をこの結末に導くことを決めました。(中略)『Mr.ROBOT』の物語にとって、シーズン4が最終章となります。番組ファンのみなさんへ:これまでの3年間、ありがとう。この興奮するような最後のシーズンをみなさんとシェアするのが待ちきれない」

また、イスマイルは自らツイッターを通じ、ファンに対して次のシーズンが番組最終章であることを知らせた。「『Mr.ROBOT』に別れを告げるのは悲しいけれど、それ以上にファンのみなさんにサヨナラを言うのが悲しい。これまで付き合ってくれてありがとう。みんなと結末をシェアするのが待ちきれません」とつづった。

「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」は、2015年より放送を開始。闇を抱える凄腕ハッカーの主人公エリオットをラミ・マレック(37)が演じ、エミー賞を獲得した。