ディズニー、「スター・ウォーズ」シリーズの公開ペースを減速へ

ディズニーが、人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズの公開ペースを、今後スローダウンする意向を表明した。

人気シリーズの「スター・ウォーズ」は、2015年に「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、2016年に「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」、そして2017年12月に「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が公開と、毎年1本ペースで公開。またその「最後のジェダイ」の5か月後にはスピンオフ映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」と、速いペースで次々と新作を公開してきた。

しかし、今年の6月に公開された「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は、興行成績が予想を大きく下回る結果となり、一部のファンや識者の間では、公開のペースが早すぎるのではとの声も出ていた。

そんな中、9月20日、ディズニーのCEOのボブ・アイガーは、「スター・ウォーズ」シリーズの公開ペースを落とす考えを明らかにした。「The
Hollywood Reporter」のインタビューでアイガー氏は「私が公開日の決定をしてきました。振り返ると、私が犯した間違いは、少したくさんのものを速すぎるペースで公開してしまったことです。そのことについては私が責められるべきだと思います」「これからは少しペースを落としますが、作品を制作しないというわけではありません」と、公開ペースを一度改める方針を明かした。

「スター・ウォーズ」シリーズは今後、J・J・エイブラムス監督が手掛けるエピソード9、オビ=ワン・ケノービのスピンオフ、TVシリーズと、まだまだ新作を控えているが、ここからは、あらためて公開スケジュールが見直されるようだ。