「グレイズ・アナトミー」エイプリル役サラ・ドリュー、「かなり泣いた」番組解雇で得た【よかったこと】は？

人気医療ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」に、長年、出演してきたキャストが、今シーズンからふたり減った。激動の降板劇の裏側を、本人が語った。

サラ・ドリュー(38)は、エイプリル・ケプナー役として「グレイズ・アナトミー」にシーズン6から出演してきたが、今年3月に番組は、彼女とアリゾナ・ロビンス役を演じるジェシカ・キャプショーの降板を発表。共演者ジェシー・ウィリアムズ(ジャクソン・エイブリー役)は、不満を明らかにしており、降板は穏やかな決定でなかったことを示唆していた。

当初からドリュー自身も「まるで自分の葬式に出るようだ」と、番組解雇への悲嘆を公にしていた。10月9日に開催されたイベントでも、「かなり泣いた」と告白。「3歳の娘に気を使われるほどだった」など、彼女が語った内容を、Peopleが伝えている。

「娘には、ママは9年付き合ったこのコミュニティ(番組)とは、本当に親しくしていたから、お別れはとてもつらくて、悲しいものなのよ、と伝えた。ときに仕事は、自分が思うままにいかず、続けられないこともある。でもすぐに、ずっといいことがあるから大丈夫だ、と」

サラ・ドリューは、この経験を通じ、「ときには悲しむことも大切だ」という教訓を子どもたちに伝えることができたと振り返る。「特に息子を、感情があることは悪いことじゃないと励ましてやりたい。少年から大人の男性になる上で大切なことだから。感情があることを、息子に恥じてほしくないの」と話した。

「グレイズ・アナトミー」シーズン15は、9月末から全米で放送をスタート。日本でのリリースは未定だ。