「私たちの曲を勝手に使わないで！」リアーナ、ファレル・ウィリアムズ、ガンズ・アンド・ローゼズらがトランプ大統領に抗議

リアーナをはじめとする大物アーティストたちの楽曲を勝手に政治集会で使ったとして、ドナルド・トランプ大統領が批判されている。

Billboardによると、ドナルド・トランプ大統領は自身が開催する政治集会にて、チャートのトップ10にランクインするような、有名なポップソングを許可なしで使用することが頻繁にあるという。これに対し先週、楽曲を使われたという歌手のリアーナ、ファレル・ウィリアムズ、バンドのガンズ・アンド・ローゼズがトランプ大統領を批判した。

リアーナはトランプ大統領の集会にて「Don’t Stop The Music」を使われていたことを知り、「私や私の関係者は一切この“悲劇的”な集会に参加していません」と、表現。

楽曲「Sweet Child o’ Mine」などが使われていたというガンズ・アンド・ローゼズは、ボーカルのアクセル・ローズが「真実や倫理、モラルや思いやりなどが全くない」とし、「ほかの多くのアーティストと同じく、ガンズも政治的イベントに許可なく使用されることに反対している」と強く反対した。

またファレル・ウィリアムズは、自身のヒット曲「Happy」が、米ピッツバーグのユダヤ教で起こった銃乱射事件の数時間後に使われたと知り激怒したという。彼の代理人は「“国家主義者”である人が、11人もの命が奪われてた日に『Happy』を政治的集会で使った」「この目的のために曲の使用許可は一切だしていない」とコメントしている。

このほかにもエアロスミス、アデル、R.E.M.、ザ・ローリング・ストーンズ、ジョージ・ハリソンなど多数のアーティストがドナルド政権に対し、楽曲の使用をやめるよう要求しているという。