歌手ロード、カニエ・ウェストらにステージアイデアを「パクられた」と主張！ ところが疑問視する声も

人気歌手ロード(22)が、キッド・カディ(34)と、カニエ・ウェスト(41)に、自身のステージアイデアを「盗用された」と主張。しかし彼女の訴えを、疑問視する声も?

11月11日、キッド・カディとカニエ・ウェストの公演に、ステージ演出のひとつとして“宙に浮くガラスの箱”が登場。その翌日、ロードはインスタグラムのストーリー機能を通じ、このステージ演出は自分が先に採用したものであったと主張。「他のアーティストにインスパイアを与えられることは誇りに思うけれども、盗まないで」と訴えた。

米TMZによれば、ロードはこの演出を、2017年に行った自身のツアーで採用。同年のコーチェラ・フェスティバル公演でも同じセットを使用していた。

一方のカニエ・ウェストは、2016年に行ったツアーで、今回使用したタイプとは異なるが、「宙に浮かぶ」ステージをセットに組み込んでいた。加えて同メディアは、ロードのセットデザイナーとウェストは、2005年以来、ずっと関係を続けていることを明らかにした。

また、ロードは盗用の訴えに「もう2018年なんだから、女性からも、他のだれからも盗むことはやめて」との一文を加えており、ジェンダー問題の要素を足していた。ところが該当のセットデザイナー自身も女性であるため、なおさら事態はややこしいことに。同メディアによれば、彼女がコーチェラのために提供したセット案を、ロードがツアーに採用したのだという。

カニエ・ウェストの関係者は、「彼はロードのコンサートを観たことがない」と証言しており、盗用の可能性をキッパリ否定。本人はこの一件に言及することもなく、11月中に予定していたアルバムの発売延期を発表している。