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「The Office」、サブキャラを主人公にしたスピンオフを制作か?

2012年1月30日
米人気コメディ「The Office」で、脇役でありながらカルト的人気を誇るキャラクター、ドワイト・シュルートを主人公にしたスピンオフの構想があることが明らかになった。

「The Office」は、リッキー・ジャーヴェイスが主演した英国コメディ・ドラマをリメイクした人気シリーズ。シーズン1から主演を務めてきたスティーヴ・カレル(映画「40歳の童貞男」「ゲット スマート」)は、この作品で大ブレイクし、アメリカで最も稼ぐTVスターの一人となった。スティーヴはシーズン7で降板したが、レイン・ウィルソン演じるドワイトら、サイドキャラクターや、ジェームズ・スペイダー演じる新キャラクターの人気に支えられ番組は継続している。

米Hollywood Reporterによると、NBCネットワークは、看板番組「The Office」に登場する、"やること、なすことスベりまくりのドワイト"(演:レイン・ウィルソン)を主役としたスピンオフを制作することを検討している。ドワイトの一族は代々農場を経営しているという設定で、彼とシュルート家が繰り広げる作品になるという。また、このスピンオフのコンセプトを盛り込んだエピソードを制作し、現在放送されている「The Office」シーズン8後半で放送するという案もあるということだ。

一時ほどの高視聴率を稼げなくなっている「The Office」だが、シーズン9が制作される可能性は高いと伝えられている。スピンオフも並行して放送することで人気を盛り返したいところだが、同じくNBCで放送していた「フレンズ」のスピンオフ「ジョーイ」が短命に終わった例があるだけに、人気サイドキャラクターを主人公としたスピンオフ制作には慎重な見方もあるようだ。
 
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