アメコミヒーローVS敏腕エージェントコンビVS戦う白雪姫…全米興行ランキングを制したのは!?

先日、映画PRのため来日したことでも話題となったシャーリーズ・セロン出演の「スノーホワイト」が先週1位の「メン・イン・ブラック3」を抑え、全米興行ランキングで初登場1位を獲得した。

かの有名なグリム童話「白雪姫」を大胆にアレンジした「スノーホワイト」は、永遠の美と若さに執着する、とある国の女王ラヴェンナと、ラヴェンナによって城を追放されてしまった白雪姫(クリステン・スチュワート)が、8人の小人や王子らの力を借り、ラヴェンナを倒すべく奮闘するというストーリー。

シャーリーズ、クリステンはもとい、サム・クラフリン、クリス・ヘムズワースなどのイケメン俳優も出演している本作は、2位の「メン・イン・ブラック3」の2倍以上の興行成績(5,625万ドル:約44億円)を記録し、原作の人気の程を見せつけた。

そのほか、3位には、公開5週目ながら、未だにトップ3以内をキープし、驚異の快進撃を見せている「アベンジャーズ」。今週も2,027万ドル(約15億8,000万円)を売り上げ、アメリカのみの歴代総合興行収入では、ついに2008年に公開された「ダークナイト」を抜き、見事3位に!

また、こちらも公開5週目ながら、好調な成績を収めているのが、ジュディ・デンチ主演の「The Best Exotic Marigold Hotel」。老後を異国で過ごそうと決意し、母国イギリスからインドに渡ったお年寄り7人が繰り広げるコメディー。ジュディのほか、ビル・ナイ、マギー・スミスなど往年の大御所俳優が出演していることも話題を集め、今週は6位に輝いた。

ジョニー・デップ主演の異色のヴァンパイア映画「ダーク・シャドウ」は、386万ドル(約3億円)で、「What to Expect When You’re Expecting」に次いで8位にランクイン。チェルノブイリが舞台のホラー映画「Chernobyl Diaries」は、公開2週目ながら、4ランクダウンし、9位に。1920年代後半にメキシコで起こったクリステロ戦争について描いた戦争映画「For Greater Glory」は、初登場10位を記録した。

6月へと突入し、初夏の到来までもうすぐといっった今日、多くの映画が公開され、映画界も賑わいを見せている様子。今週の8日金曜日には、リドリー・スコット監督が放つ3Dミステリー「プロメテウス」、大人気アニメ映画の第3弾「マダガスカル3」がいよいよ全米にて公開される。

果たして、「アベンジャーズ」は、歴代総合興行収入第2位の「タイタニック」を追い抜くことはできるのか? 「スノーホワイト」は、ほか大作映画を抑え、2週連続1位に輝くことができるのか!? 来週の興行ランキングやいかに!?

「スノーホワイト」は6月15日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開、「メン・イン・ブラック3」は全国にて公開中、「アベンジャーズ」は8月17日(金)より全国にて公開、「ダーク・シャドウ」は丸の内ルーブルほか全国にて公開中、「マダガスカル3」は8月1日(水)より新宿ピカデリーほか全国にて公開、「プロメテウス」は8月24日(金)より全国にて公開。

 

「スノーホワイト」公式サイト