「glee／グリー」マシュー・モリソン、2月の初ソロ・コンサートの内容は？ 「日本語でも歌を披露するかも、たぶんね！」

海外ドラマ「glee/グリー」のシュースター先生役で人気を博した、マシュー・モリソンが来日し、初のソロコンサートを2月24日に開催する。

今回のソロコンサートでは、公演によって(2月24日:16:00～/19:30～)セットリストが変わるというのも見どころの1つ。16:00からの公演は、「ブロードウェイ/アメリカンソングブック バージョン」。数々の賞を受賞した、ブロードウェイミュージカル「ヘアスプレー」「ファインディング・ネバーランド」のメドレーや「Singin’ in the Rain(雨に唄えば)」ほか、ブロードウェイの珠玉の名曲と、海外ドラマ「glee/グリー」で披露した「Sway」、ジャズで有名な「It Don’t Mean a Thing(スウィングしなけりゃ意味がない)」ほか、充実のセットリストでお送りする。

また、日本のミュージカル界からは、中川晃教がゲスト出演。ブロードウェイのトップスターとの競演は見逃せない。今回、ロサンゼルスで行われたマシュー・モリソンのインタビューの内容をお送りする。


Q. 前回、初来日だった「トニー賞コンサート」の時の日本のファンの反応は?

日本の観客はアメリカに比べて大人しいと聞いていたけど、そんなことはなくて驚いた。とってもエネルギッシュで、アメリカのファンと同じようなノリでリアクションをしていたし、今回のソロコンサートでも同じような反応があることを期待しているよ!


Q. どんなショーになるか。また、言葉の壁を超えるには?

僕はソングダンサーだから、音楽とダンスで物語を伝える、歌って踊るショーにしたい。日本語の翻訳を使って、ストーリーを日本のファンにも理解してもらえるようなことも考えている。どんな風にするかはまだ分からないけど、日本のファン向けにアメリカとは違う舞台にしたいと考えている。ハイエナジーなショーになると思うよ。友人に翻訳を手伝ってもらおうかと思っているけど、音楽は世界共通の言語だから日本の観客とも一つになれると思う。日本語でも歌を披露するかも。たぶんね(笑)


Q. 日本の印象について

日本は大好きな国の一つ。トニー賞コンサートで初めて日本に行って、東京はもちろん、京都や大阪にも妻と一緒に旅行して、本当に楽しかった。今回は子供が生まれたばかりだから妻は一緒にいけないけど、新しい発見をするのが待ち遠しい。日本に行くのを楽しみにしている。寿司は毎日でも食べられるくらい好きだよ。


Q. 子供が生まれて仕事に対する心境の変化について

父親になって変わった唯一のことは、自己中心的でなくなったこと。今までは自分のキャリアは全て自分が中心だったけど、今は何をするにも家族のためにと言う気持ちになった。今は自分自身が上手くやらなければというプレッシャーではなく、家族が誇りに思うようなことをしないというプレッシャーがある。今日で息子はちょうど1か月(取材時2017年11月)。とてもエキサイトしている。でも日本に行くのが楽しみだよ。向こうではゆっくり寝ることができそうだから(笑)オムツ替えも上手になったよ。(2017年10月に第一子が誕生)


「マシュー・モリソン in コンサート」
2018年2月24日(土) Bunkamura オーチャードホール
[16:00開演] ブロードウェイ/アメリカンソングブック バージョン
[19:30開演] ブロードウェイ/ポップヒッツ バージョン
　　　　　　　 ※開場は開演時間の30分前
[演奏] ブラッド・エリス(Music director、Piano)
下野ヒトシ(Bass)、宮崎隆睦(Sax) from Teatro Raffinato
[チケット] VIP席 ¥18,000 (完売) 一般席￥10,800 ※税込・全席指定
[公式HP]
http://www.wowow.co.jp/stage/matthew/