セレブヌード画像流出事件の余波！ 被害セレブが「ヌード写真を削除しなかった」米Googleを相手取り100億円の訴訟起こす

ここ1か月余り、、ハリウッドを大きく揺るがしている、女優ジェニファー・ローレンス(24)や、歌手アリアナ・グランデ(21)のものとされるヌード画像等の流出事件。この事件により、あの「Google」が訴えられる事態へと発展してしまったことが報じられている。


8月末、複数のセレブのアカウントがハッキングされたことにより、プライベート画像が公になってしまった今回の事件。流出元とされるウェブストレージサービス「iCloud」を運営する米アップル社や、FBIが捜査を続行しているにも関わらず、いまだに犯人は明らかになっていない。それどころか、先月半ばには、ヴァネッサ・ハジェンズ(25)やアヴリル・ラヴィーン(30)らの写真が新たにリークされるなど、いまだ事件は混とんとしている。

そんな中、米TMZは、検索エンジンをはじめ、ウェブ事業を手広く展開する「Google」社が、今回ハッキング被害に遭ったセレブによって訴えられたことを報道。具体的なプロフィールは明らかにされていないが、原告女性は、「Googleがハッキングされたヌード写真を、検索エンジンやウェブサイトから削除することを拒否した」ことに、憤慨しているという。

この女性の代理人である弁護士マーティ・シンガー氏は、ツイッターなど、他の企業は速やかに写真削除の求めに応じたことに対し、同社は無視したことを強調。「Googleは目を閉じて、自社のサイトが被害に遭った女性たちから繰り返し搾取されることを選んだ」と、怒りをあらわにしている。原告と同弁護士は、Google社に対し、1億ドル(およそ100億円)もの賠償金を求めるかまえだという。

一方のGoogle社側は、これらの報道を受け、「要請を受けてから、数時間以内に相当数の写真を削除し、アカウントを停止した」との反論文を、同メディアに寄せたという。