Twitter
YouTube
Instagram
Facebook
注目トピックス
海外ニュース詳細

ジョージ・ルーカス「スター・ウォーズ」3D映画&TVシリーズについて語る

2011年5月26日
ジョージ・ルーカスが映画「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」の3D映画化プロジェクトと、「スター・ウォーズ」実写版TVシリーズ制作の進捗状況について明らかにした。米MovieWebが報じた。

「スター・ウォーズ」シリーズ(旧三部作)を基にしたディズニーランドの人気アトラクション“スター・ツアーズ”を3D化した“Star Tours - The Adventures Continue”(5月20日、ディズニー・ハリウッド・スタジオにグランドオープン)のプロモーションのために、G4 TVの番組に出演したジョージ。彼は、2012年から年1本のペースで「スター・ウォーズ」シリーズ全6作を順次3D映画化して公開すると発表しているが、このたび、その第1弾となる「エピソード1/ファントム・メナス」の制作状況について語った。

「何年もかけて、コストと時間の問題をクリアして3D化を進められるチーム作りを進めてきた。ILMがすべてを監修するが、2Dを3Dに変換する際に人物や背景の位置をどう再現するかが、大きな問題となっていたんだ。人材は揃ったので、3Dで撮影した映画に匹敵するレベルの作品を仕上げることができると自負しているよ」

また、ジョージは3D化の意義について、「私は、観客の鼻先に映像を突きつけることに意味があると思ってるわけではない。ただ、3Dは2Dよりも素敵な映画体験を実現できると信じているんだ。いわば、映画がモノクロからカラーに変わった時のように、映画鑑賞における必然的な流れだよ」とコメント。

さらに、制作が遅れている「スター・ウォーズ」実写版TVシリーズ(タイトル未定)について、ジョージは企画実現に向けて、引き続き努力していると明かした。

「TVシリーズはコストの面からいっても、映画制作と違う技術を採用する必要がある。映画の10分の1の予算で作る方法を考え出さなければならないんだ。この問題がクリアできれば、いま、映画を1本作るのに2.5~3.5億ドル(約205~287億円)の製作費がかかっているのも、これからは5000万ドル(約41億円)ですむようになるはずだよ」

コスト問題を解決する新技術を検討中という実写TVシリーズは、全50時間のエピソードを予定しているとのこと。3D映画版と共に、TVシリーズの企画実現も待たれるところだ。

【動画】G4 TV ジョージ・ルーカス インタビュー

{{4}}
 
関連ニュース
海外ニュース
国内ニュース
DVDニュース
特集記事
ランキング/まとめ