メリル・ストリープ主演映画「幸せをつかむ歌」インタビュー映像が公開！ 実娘メイミーが母メリルを語る

メリル・ストリープがロックミュージシャン役として生歌を披露し、実娘と親子役で共演することも話題の映画「幸せをつかむ歌」。

メリルとそっくりすぎる親子ぶりを披露する実娘メイミー・ガマーの貴重なインタビュー映像が公開となった。

【動画】映画「幸せをつかむ歌」メイミー・ガマー インタビュー映像
映画のみならずTVドラマ、舞台にと多岐にわたって活躍するメイミーは、赤ちゃんの時メリルの主演作である「心みだれて」に実の娘役として出演したこともあり、「いつか眠りにつく前に」ではメリルの若い頃を演じているが、女優として自分の意志で出演し、画面上で母親と共演するのは今回が初めて。

母親メリル・ストリープのミュージシャンとしての演技について、「すばらしい演奏だった。まるで本物のロッカーよね。懸命に役作りに取り組んでいたもの。そんな姿を目の当たりにして誇りに思ったわ」と語る。



また、本作への出演について、「すばらしい経験だった。女優として誇れる作品だし、個人的にも宝物といえる作品になったわ」と語ってくれた。

ハリウッド随一の演技派女優を母に持ち、その母と母娘として同じスクリーンに収まることは、それだけで相当の覚悟があったと想像に難くない。彼女への想いは人一倍強いであろうメイミーの言葉は、簡潔ながらも非常に重みがある。

劇中、メイミーが演じるのは、夫に捨てられ自暴自棄になっているジュリー。映画では、それを聞きつけ数十年ぶりに帰郷を果たしたメリル演じるリッキーと過ごす久しぶりの母娘のひとときが中心に描かれる。

リッキーが、自分の生き様を歌うオリジナル曲“コールド・ワン”をソファーでくつろぐジュリーと、その父であり元夫のピート(ケビン・クライン)に、アコースティックギターで弾き語りする印象的なシーンがあるが、そんな場面を始め、破天荒な母の言動に呆れつつも心のままに生きる彼女の姿が娘の心をゆっくりと溶かし、少しずつふたりが距離を縮めていく姿が丁寧に描かれていく。それがリアリティを持って観る者の心に伝わってくるのは、メリルとメイミーが実の母娘であるからに他ならない。

メイミーは母との共演についてのほか、父親ピート役のケビン・クラインや、リッキーが再び家族と向き合う勇気を与えるバンド仲間のグレッグを演じるリック・スプリングフィールドについても語っているので、公開前の予習としてぜひチェックしてほしい。


■ストーリー

歌を愛し、ミュージシャンになるために私たち家族を捨てた母親。数十年後 私は結婚したけど、旦那に捨てられ、またしても一人になった。

自暴自棄に陥っていたそんな時、あの母親が帰ってきた。大っ嫌いな母親、大っ嫌いな彼女の歌声...だけど、私を孤独から救ってくれたのは、彼女の勇気と愛情と、魂の歌声だった―。


■公開情報

「幸せをつかむ歌」
2016年3月5日(土)Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

監督 : ジョナサン・デミ
脚本 : ディアブロ・コディ
製作 : ディアブロ・コディ
出演 : メリル・ストリープ、ケビン・クライン、メイミー・ガマー、リック・スプリングフィールド、セバスチャン・スタン
公式サイト : www.shiawase-uta.jp