「ヒッチコック」本編映像 チャーミングなS・ヨハンソンの魅力が光る! ヒッチコックもメロメロ!?

“サスペンスの神”とうたわれた男アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支えた妻アルマ・レヴィルとの知られざる物語を描いた映画「ヒッチコック」。4月5日(金)より全国公開されている本作の本編クリップ映像が公開された。

ヒッチコックと、彼を支え続けた優れた映画編集者にして、脚本家であり、生涯ただ一人の妻アルマ。本作は映画「サイコ」の製作から成功に至るまでの道のり、そして二人の天才の知られざる物語を描いた感動作だ。

公開された映像は、初めてジャネット・リーに扮したスカーレット・ヨハンソンが登場する場面。アンソニー・ホプキンス扮するヒッチコックが、「サイコ」の主演ブロンド女優を口説き落とす本作の重要なシーンだ。

【動画】 ヒッチコックが、妻の目の前でスカヨハ扮するブロンド女優を口説き落とす! 映画「ヒッチコック」本編映像


「サイコ」のヒロイン、ジャネットが「私の胸はボーイッシュじゃないから・・・」と、シャワーシーンに自身の裸が映ることを心配すると、ヒッチコックはすかさず彼女の手をにぎり安心するよう説明をはじめる。そんなヒッチコックを横目に、ヘレン・ミレン演じる妻・アルマは複雑な心境で、顔には嫉妬の表情が…。

実はこのシーン、スカーレット本人にとっては、シャワーシーンの撮影よりもハードルが高かったという。

「ほとんどの役者は、テーブルについて座っているシーンは好きじゃないと思います。私にとってはチャレンジでした」とまさかの告白。

体の動きで表現ができないシチュエーションで、顔の表情だけで演技力を求められるシビアな場面。ところが実際このシーンの間、チャーミングかつセクシーな表情を見せるスカーレット・ヨハンソン。

試写会の鑑賞者アンケートからは、このシーンが一番のお気に入りという回答も。今をときめくスカーレット・ヨハンソンの実力と魅力を見ることできる本編クリップ映像となっている。

ちなみに、このロケーションはハリウッドに実在する由緒正しいレストラン「The Musso and Frank Grill」。チャールズ・チャップリン、F・スコット・フィッツジェラルドなどをはじめとする著名人がこよなく愛していたレストランだ。そんなハリウッドの片鱗も垣間見ることができる、貴重な映像となっている。

映画「ヒッチコック」は大ヒット上映中。

■ ストーリー

1959年、ヒッチコックは新作『サイコ』の製作に挑んでいた。後にサスペンス映画の金字塔と称えられ、現代に至るまで多くのクリエイターに影響を与え続けているヒッチコック最大のヒット作だ。だが、当時は映画史上かつてない斬新さゆえに、ヒッチコックは資金難など数々の試練にぶつかり、さらに最大の味方のはずの妻との関係まで揺らぎ始める。監督として、そして夫として、ヒッチコックは岐路に立たされていた――。

■ 公開情報

「ヒッチコック」
大ヒット上映中

監督 : サーシャ・ガヴァシ(『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』)
脚本 : ジョン・J・マクロクリン(『ブラック・スワン』)
原作 : スティーヴン・レベロ著「ヒッチコック&メイキング・オブ・サイコ」改訂新装版(白夜書房刊)
出演 : アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビール、ダニー・ヒューストン、ジェームズ・ダーシー、トニ・コレット　ほか
© 2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.
配給 : 20世紀フォックス映画
公式サイト : hitchcock.jp