テイラー・スウィフトが大物ふたりと組んだコラボMV公開！ ドラマ顔負けのストーリー展開[動画あり]

人気カントリー歌手のテイラー・スウィフト(23)が、大先輩であり、あこがれの歌手ティム・マックグロウ、キース・アーバンとコラボした新曲のミュージックビデオが公開された。

ティム・マックグロウ(46)は、アメリカ出身のシンガーソングライター兼俳優で、これまで数々の賞を受賞してきた大御所歌手だ。そして、キース・アーバン(45)は、ニュージーランド出身のカントリー歌手であり、女優ニコール・キッドマンの夫でもある。また、現在放送中の人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」の審査員を務めている。

実はテイラーとティムには浅からぬ縁がある。テイラーが2006年に発売した自身のファーストシングルのタイトルが、まさに「Tim McGraw(原題)」なのである。7年前、ティムが大好きな気持ちを歌にしていたテイラーが、今回はあこがれのティム本人と組み、彼の歌を歌うこととなったのだから、テイラーにとってはさぞうれしい体験だっただろう。

テイラーとキースがコラボレーションしたのは、今年2月に発売されたティムのアルバム「Two Lanes of Freedom(原題)」収録にされている「Highway Don’t Care(原題)」という曲。3人のグラミーアーティストは、今年2月に行われたカントリーミュージックのアワードで、同曲をそろって披露している。そして今回改めて、MVの発表となった。

驚くべきは、そのドラマチックな展開だ。6分弱のミュージックビデオには、とあるふたりの恋愛模様がおさめられている。「あなたなしでは生きられないの」という切ない歌詞の通り、MVに登場する主人公の女性は涙を流し、悲しげな表情だ。決してそして動画3分20秒ごろ、衝撃の展開を迎える。

【動画】「Highway Don’t Care」


なんと携帯電話を探しながら運転していた女性は、事故を起こしてしまう。ドクターヘリが夜空を舞い、場面が救急病院へと変わったとき、それまで登場していた男性が実は救命医だったと明かされる。実はこれらは、すべてこの曲の歌詞に従った内容なのだ。

「ハイウェイ(高速道路)はきみが生きてるのかさえ知らない(中略)だけど僕は知っている」という意味深な歌詞を反映するかのように、視聴者には、彼女は助かったのか、なぜ彼女は泣いていたのか、そしてあの男性と彼女は以前からの知り合いなのか、などと数々の疑問を残してMVは終了。「ハイウェイは気にしない」というタイトルに従い、深く考えないのが吉なのかも。