人気歌手ハリー・コニック・ジュニア、「アメリカン・アイドル」出演交渉中と報道

アメリカの国民的オーディション番組「アメリカン・アイドル」の新シーズンに、人気グラミー賞歌手のハリー・コニック・ジュニアが審査員として出演する可能性が出てきたと報じられている。

低く甘い歌声で人気のあるハリーは、映画『恋人たちの予感』の音楽を手がけてグラミー賞を受賞したり、映画「インデペンデンス・デイ」などにも出演するなど、多彩な才能を持つエンタテイナー。「アメリカン・アイドル」シーズン10や12にメンターとして登場したことがあるほか、パフォーマンス出演もしており、番組ではお馴染みの存在だ。

米E!によると、ハリーは、米FOX局の人気番組「アメリカン・アイドル」のシーズン13に、審査員として出演する交渉を始めたとのこと。

「アメリカン・アイドル」シーズン13には、前シーズン審査員入りしたキース・アーバンが引き続き審査員を務めることが決定。シーズン10と11に審査員を務めたジェニファー・ロペスが再び審査員として返り咲くこともほぼ間違いないと見られており、残り1人の審査員が誰になるのかが注目されている。これまで、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムや、ドクター・ルークが交渉を行ったと伝えられたが、決裂。現時点では、ハリーが最有力候補だと報じられている。

ハリーは「アメリカン・アイドル」に、メンターやパフォーマーとして出演しているだけでなく、シーズン12ではゲスト審査員を務めた。今年5月、ゲスト審査員の撮影を終えたハリーは、バックステージでE!の取材に応じ、「『アメアイ』はとても楽しい番組だと思うよ。以前、審査員にならないかとアプローチされたことがあるんだ。今後も、その可能性はあるかもしれないね」とコメント。「アメリカン・アイドル」ゲスト審査員の仕事はとても楽しかったと明かした。

ハリーは、「審査員を務めるには、正直であるほか、外交的でなければならないと思うね。意地悪である必要はないと思うよ。でも、審査員だからね。審査しなければならない。それが仕事だからね」と語り、審査員の仕事は楽しいことばかりではないと強調。審査員という仕事を、真剣に考えているという姿勢を見せていた。

ハリーが、「アメリカン・アイドル」新シーズンに審査員出演する交渉中ということは、ハリーの代理人も、FOX局も認めていないが、可能性は高そうだと報じられている。