ジェニファー・ローレンス、ジェームズ・ディーン主演の名作「エデンの東」リメイク版に出演決定

「世界にひとつのプレイブック」で、本年度アカデミー主演女優賞を、史上2番目の若さで獲得したジェニファー・ローレンスが、伝説的俳優、ジェームズ・ディーンの代表作である「エデンの東」のリメイク版に出演することが明らかになった。

1955年に、公開されたジェームズ・ディーン主演の「エデンの東」は、作家ジョン・スタインベックの同名小説を基に制作。オスカー監督のエリア・カザンが手がけたことでも知られる名作映画である。第一次世界大戦前の米カリフォルニア州南部のサリナス・バレーを舞台に、父親と2人の息子の関係を、旧約聖書のカインとアベルをモチーフに描いた物語で、次男が死んだと聞かされていた母親が生きているのではないかと疑い、秘密を暴こうとするストーリーラインになっている。

米Deadlineによると、ジェニファーは、この「エデンの東」リメイク版に、息子たちの母親で冷血な悪女、キャッシー・エイム役として出演する契約を結んだとのこと。監督は、映画「ハンガー・ゲーム」でジェニファーとタッグを組んだゲイリー・ロスが担当することが決まっている。

また、ジェニファーは、ジム・キャリーとジェフ・ダニエルズ演じる男性コンビが繰り広げる珍道中を描いた1994年の大ヒット映画「ジム・キャリーはMr.ダマー」続編にもカメオ出演することが発表されたばかり。演技派女優のジェニファーならば、シリアスな映画もドタバタコメディ映画も、どちらも見事に演じることだろうと、大きな注目を集めている。