「ゴースト/ニューヨークの幻」TVドラマ化へ

1990年に公開された、デミ・ムーアとパトリック・スウェイジ主演の恋愛映画「ゴースト/ニューヨークの幻」をTVドラマシリーズとして製作する企画が進んでいることが明らかになった。

世界中で大ヒットした「ゴースト/ニューヨークの幻」は、暴漢に襲われ命を落とした男性が、恋人を守るため、霊媒師の力を借り、彼の殺害を企てた男に復讐をするという物語。アカデミー脚本賞を獲得したほか、霊媒師役のウーピー・ゴールドバーグがアカデミー助演女優賞を受賞。主人公を演じたパトリックと陶芸家である恋人を演じたデミのラブシーン、主題歌のオールドソング「アンチェインド・メロディ」なども大きな話題となった。公開から20年以上経つ今なお、語り継がれる人気作であり、先日、ブロードウェイ化されたばかりだ。

米Huffingtonpostによると、パラマウント・テレビジョンは、「ゴースト/ニューヨークの幻」のTVシリーズ化の企画を進めているとのこと。パイロットの執筆は、「依頼人」「ダ・ヴィンチ・コード」などのヒット作を手がけてきたアキヴァ・ゴールズマンと、人気TVドラマ「エイリアス」「LOST」などを手がけたジェフ・ピンクナーが共同で手がけるという。

パラマウント・テレビジョンの社長は、「アキヴァとジェフとコラボレーションし、語り継がれるスーパーナチュラルな作品をドラマ化することを、とてもうれしく思っています。2人とも大変創造力がある、熟達した才能の持ち主だからです」という声明を発表。ドラマ化を実現させることに強い意欲を見せた。