セリーヌ・ディオン、闘病中の夫のために歌手活動を停止　日本公演も中止に

今年11月に来日公演が予定されていた人気歌手のセリーヌ・ディオン(46)が、夫で元マネージャーのレネ・アンジェリルのガン闘病を支えるため、ラスベガス定期公演とアジアツアーを中止することを発表した。

米E!によると、セリーヌを世界的歌手へと育てたレネは、昨年12月に喉にできた腫瘍を除去する手術を受けており、以来、闘病生活を送っているとのこと。

セリーヌは公式サイトに、「夫の回復のために、自分が持つ力全てを注ぎたい。それをするには、今、この時を夫と子供たちのために捧げることが必要だと思いました」と説明。セリーヌは今年の12月で結婚20周年をむかえるレネとの間に13歳の長男レネ-チャ-ルズと、3歳になる双子の息子エディとネルソンをもうけており、夫の看病を家族一丸となって行いたいと、ファンの理解を求めた。

セリーヌはまた、「世界中のファンに申し訳ない気持ちでいっぱいです。迷惑をかけてしまってごめんなさい。皆様のたくさんの愛とサポートに大変感謝しています」という声明も出している。

72歳になるレネは今年6月にセリーヌのマネージャーを降りると発表。「長年の友情、お互いを尊重し敬意を払っていること、これまでのコラボレーションを考慮し、筋を通すためにマネージャーを辞職することにした」と説明した。現在、セリーヌのマネージャーは、元シルク・ドゥ・ソレイユの事業部門会長のアルド・ジャンパオロが務めている。

なお、セリーヌ自身も喉に炎症が起きる病気を患っており、7月29日を最後にライブ・パフォーマンスを行っていないと伝えられている。