ただのバッドボーイじゃなかった！ エミネム、難病に苦しむファンの最期の願いをひっそり聞き届ける

歯に衣着せぬ物言いや、過酷な自身の経験を反映した過激な歌詞の楽曲から、“怒れるラッパー”のイメージが強いエミネム(42)だが、実はかなり“いいひと”?　難病のファンの願いを聞き届けたエミネムの言動が、称賛されている。

事の発端となったのは、ゲージ・ガルモくんという、17歳の少年。骨肉腫という難病を患う彼は、つい先日、「余命1週間」を宣告されたそう。そんな彼のため、彼の家族と友人は、エミネムのファンであったゲージくんを、一目憧れのスターに会わせてあげたいと、先週末より「#GetGageGarmoToMeetEminem(ゲージをエミネムに会わせてあげて)」というハッシュタグをツイッター上で拡散開始。そして米TMZによれば、わずか数日で、彼らの願いはかなったのだという。

同メディアによれば、エミネムは自宅からおよそ20分あまりの場所にある、米ミシガン州のゲージくん宅を訪問。メディアによって“パフォーマンス”にされることを嫌った彼は、1月11日、ひっそりとゲージくんのもとに現れ、1時間あまり一緒に過ごしたという。

スターであるかたわら、ゲージくんと同世代の娘ヘイリー・ジェイドの父親でもあるエミネム。ラッパーとして、過激な歌詞を歌い上げる一方で、子煩悩な一面を持つ彼だけに、ゲージくんの存在も、見逃せなかったのかもしれない。なお、現地メディアは、エミネムがゲージくんのもとを訪問した翌日、彼が亡くなったことを伝えている。