マイリー・サイラス、インスタグラムと組んでジェンダー問題の啓もう活動開始！ 「私はステージで乳首を出せるのに、不公平よ」

人気歌手マイリー・サイラス(22)が、インスタグラムとタッグを組んで、ジェンダー問題の啓もう活動を開始。さっそく注目されている。

若手セレブの中でも、特にSNSを用いたアーティスト活動に熱心なマイリー。昨年からは「ハッピー・ヒッピー・ファウンデーション」というチャリティー活動をスタートさせ、今回はその一環として、自身のインスタグラムを活用することを思いついたようだ。


現在、マイリーのアカウントには、本人の投稿と合わせ、企画の第一弾として、女性から男性へ性転換したレオというミシガン州の学生の写真や、紹介文が掲載されている。マイリーは彼らの存在や、考えを知ってもらうことで、世間をどう変えていきたいと思っているのか。Timeに対して語った。

「誰だって、疑問の余地もなく、自分の思うことを表現するべきなの。そうやって生きるべきなの。誰もが公衆トイレを使えばいいのよ」

マイリーは、男性から女性へ性転換するも、両親からは理解を得られず、「セラピーを受けさせられた」という遺書を残し、自殺した女性の名を挙げ、「彼女みたいな人たちは、みんな、他人にどうこう言われるから、自分らしく生きていないの」と、今回の活動にこめる思いを語った。

「私は乳首まる出しでステージに立つことだってできる。私がそんなことをできる一方で、(テネシー州)ナッシュビルじゃ、男性同士は結婚できないなんて、不公平よ」

また、今回の活動に、黄色がフィーチャーされたことにも理由はあるそう。いわく、「黄色が幸せの色であること」、そして「ピンクや青のように、ステレオタイプに性別を象徴するものではない」からだという。マイリーのインスタグラムでは、今後も「#InstaPride」のハッシュタグを用い、さまざまな学生の本音を紹介していくとのことだ。

【活動の第一弾を飾った、レオ】

“I spent so much of my life uncomfortable with who I was and afraid to move because I didn’t want to stand out any more than I already did. This last year as I’ve been transitioning, there’ve been a lot of moments when I truly felt free to be myself: the moment I woke up from top surgery, the day the bandages came off, my first shot of testosterone. Sometimes, I’ll be out in public with my family or just hanging around with friends, and I remember that I’m no longer having to hide anything about who I am. I’m not afraid to move anymore and I know who I am. Everything about me right now is exactly as it should be.” - @isupersheng #happyhippiepresents #instapride @happyhippiefdn

Miley Cyrusさん(@mileycyrus)が投稿した写真 - 2015 6月 15 6:00午前 PDT