お騒がせ女優リンジー・ローハン、チクングニア熱で入院

お騒がせ女優として知られるリンジー・ローハン(28)が今週、ロンドンの病院に入院していたことが明らかになった。昨年末に感染したチクングニア熱の症状が悪化したものと見られている。

米TMZによると、リンジーは滞在先のイギリスで高熱に苦しみだし、ロンドンのキング・エドワード7世病院に入院。感染病の知識を持つ専門医の治療を受けた。21日には退院したものの、リンジーの母親が心配してロンドン入りするほど症状は悪かったという。

リンジーは昨年12月にクリスマス休暇を過ごしたフランス領のボラボラ島で蚊に刺され、チクングニア熱に感染した。彼女は感染した当初、深刻に考えておらず、インスタグラムやTwitterで、「ウイルスに平和なバケーションを邪魔されるなんて、断固拒否よっ!」と発言。ビキニ姿でジェットスキーする写真を投稿し、「チクングニアにかかる前のわたし。たくさん(虫除け)スプレーしなきゃね。幸運を祈るわ」と暢気に書き込んでいた。

チクングニア症は、高熱と頭痛、筋肉痛、関節痛が主な症状で、患者が激痛のため「かがんで歩く」というアフリカの現地語から「チクングニア」と呼ばれるようになった。感染しても命を落とすことは滅多にないそうだが、WHOによると、辛い症状が何ヶ月も、年々も続くことがあるとのこと。大半の患者が完治するものの、これといった治療法はないとも伝えられている。

女優としての再起を図っているリンジーは、「Life Travelers」「Six Gun Dead」「Soul Carriers」の3本の映画への出演を契約。近く撮影がスタートするとのこで、影響が心配されている。