セリーヌ・ディオン、亡き夫の葬式で長男がスピーチ 「15年は、父と息子にとって短すぎる月日だった」

1月14日に死去した、歌手セリーヌ・ディオン(47)の夫レネ・アンジェリル(享年73)の葬儀が執り行われた。

1月22日、レネの葬儀は故人の希望により、セリーヌと結婚式を挙げたモントリオール・ノートルダム聖堂にて行われたことを、米TVGuideが報道。14歳になる、レネとセリーヌの長男レネ=チャールズくんは、「15年は、息子が父親について理解するのは、長い時間とはいえないものでした」という弔辞を担当。ユーモアを交え笑いをとりながらも、気丈に天の父へメッセージを送った。

「あなたはぼくら兄弟が共有する、素晴らしい思い出を充分なだけ遺していってくれました。弟たちが、あなたのいない世界で成長するにつれ、ぼくはあなたから学んだことを、弟たちに伝えていくつもりです。(中略)パパ、ぼくらはパパの教えを守って、これからも生きていくことを約束するよ」

セリーヌは、葬儀の中で口を開く場面はなかったものの、葬儀の前日に、プログラムへメッセージを寄せている。「私のキャリアは、彼の傑作、楽曲、シンフォニーがあってこそのものだと理解しています」と、夫としてだけでなく、歌手としての自分を作り上げてくれたレネへ感謝をささげるとともに、「もし彼が私たちを残して逝ってしまったとしても、私は彼抜きで、彼のために生き続けていかなくてはならないと、自覚したのです」と、力強い言葉をつづった。