メーガン・トレイナー、体型コンプレックスで「スウェットばかり着ていた」過去を告白！ 「自分の身体を見せたくなかった」

先日行われた第58回グラミー賞で、最優秀新人賞を獲得したメーガン・トレイナー(22)が、自身の体型をコンプレックスだと感じていた過去を告白した。

デビューシングル「オール・アバウト・ザット・ベース～わたしのぽちゃティブ宣言!」では、「痩せている女の子より、大きなお尻の方がずっと魅力的」と歌い上げ、いっきにブレイクしたメーガン。先日のグラミー賞授賞式での感動スピーチも話題になった彼女だが、決してこれまで順風満帆な人生を送ってきたわけではない。「CBS Sunday Morning」のインタビューにて、かつての悩みを告白した。

「私は毎日、身体を隠すためにスウェットシャツと、スウェットパンツを着ていたの。だって当時は、すごく不安定だったの。特に夏場はね」

メーガンの悩みは相当のもので、トリニダード・トバゴへバカンスへ出かけた際も、30度以上の気温があったにも関わらず、スウェットシャツを着用し続けていたという。

「自分の腕を見せたくなかった。何も見せたくなかったの。ただ不安定で、いつでも不快感があった。そして“大丈夫、もし全部隠れているなら、私は大丈夫よ”って思っていた。そんなこと思うべきじゃないのにね」

「自分の顔写真を見て……悲しくなったわ」という彼女は、裏方に回ることを決意。そして実際に、歌手として「オール・アバウト・ザット・ベース」をヒットさせる以前は、ソングライターの仕事に従事してきた。

しかしいまやメーガンは、同じような悩みを抱えるティーンにとっての“ロールモデル”に成長。そのことを感じさせるエピソードを語ってくれた。

「いつもこんなメッセージを受け取るの。“自分のことが大嫌いで、学校なんて行きたくなかった。すごく不快だった。でもいまは、自分自身が大好き。あなたの曲を聞くまで、私の人生は本当に真っ暗だったわ”なんてものよ。それを読んで私は、“うわぁ、ねぇ、もっとやらなくちゃ。私たち、もっとこういう曲を書いていかなくちゃ”って思うのよ」

メーガンの曲がファンを救い、ファンの思いがメーガンに新しい曲を作らせる。両者の間には、素晴らしい“絆”が存在しているようだ。