「ARROW」コルトン・ヘインズが同性愛者であることをカミングアウト 「今までで一番ハッピーだよ」

人気海外ドラマ「ARROW/アロー」でロイ・ハーパー/アーセナル役を演じたコルトン・ヘインズが、同性愛者だとカミングアウトした。

今年1月、あるユーザーがマイクロブログサービスTumblrに、「コルトン・ヘインズがゲイの秘密の過去を持っていると知って、自分の人生には何の関係もないのに、すごく興奮しちゃった」と投稿。これにコルトン自身が、「それって秘密だったの?みんな人生を楽しんで、悔いのないように生きていこうよ」と返信したことで、コルトンが同性愛者なのではないかとのウワサが囁かれることになった。

これまで自身の性的指向について公言してこなかったコルトン。しかし、米Entertainment Weekly誌のインタビューで、1月の出来事を振り返り、同性愛者であることを明かした。

「あれはすごくショックだった。見出しに載る準備なんてできていなかったから。コメントだったり声明を発表するべきだったけれど、僕はまだ心の準備できていなかったんだ。誰かに借りがあるとも思っていなかったからね。そのうち、準備ができたときに、みんな決断しなくちゃいけないけれど、僕はまだだったんだ。だけど、言うべきことを言わなかったことで、みんなをガッカリさせていると感じたんだ」

1月に大きくニュースで取り上げられたことでコルトンは、心の不安からリハビリ施設に入るまでに。また3か月ほど通院を繰り返していたという。

コルトンは私生活で、家族や友人、そして番組キャストに同性愛者だと明かしていたという。しかし、「世間の人たちは、GQ誌に載った僕のイメージを求めている。でも、その人たちは、24時間ずっと演技をし続けることがどんなものか気付いていないんだ」「ゲイやどこか違う人たちに対して、世間は一方的な判断をしがちで、24時間毎日演技をすることがどれだけ大変なのか知らない」と、世間のイメージに常に応えなくてはいけない辛さも語った。

大変な時期を過ごしたコルトンだが、現在の彼の生活は、より良いものになってきたという。

「ここまで来るのにすごく時間がかかってしまったけれど、今はとてもうまくやっているんだ。今までで一番ハッピーで、健康さ。それが一番大事なことだよ」

コルトンは自身のツイッターで今回の記事を自ら紹介。「充実した人生を送り、自分のストーリーをコントロールできると信じているんだ。これからが本番さ」と書いている。

Thk u to @MarcSnetiker & @EW https://t.co/5aBDbPHz3F I believe in livin life to the fullest & takin control of your life story. More to come

— Colton Haynes (@ColtonLHaynes) 2016年5月5日