アンバー・ハードの元恋人、アンバーがＤＶで逮捕された件について「あれはＤＶじゃない」と語る

ジョニー・デップからDVを受けたとして接近禁止令を取得し、その数日前に申請した離婚も優位に進められるのではないかと見られていたアンバー・ハード。しかし、自身も元恋人に対するDV容疑で逮捕されていたことが発覚。一転、不利な立場になったと伝えられていることについて、元恋人が「あれはDVではなかった」と明かした。

複数の米メディアは7日、「アンバーは2009年9月に、ワシントン州のシアトル空港で恋人のタスヤ・バン・リーと口論になった際、タスヤの腕を強くつかみ叩いたとして、DV容疑で逮捕されていた」と報道。

アンバーは、ジョニーと交際する前の2008年から2011年まで、ハワイ出身のアーティスト兼フォトグラファーのタスヤと交際。アンバーは苗字をバン・リーに変更する手続きを裁判所で行うなど、法的な結婚はしていなかったものの、事実婚関係にあったとされている。2人はこのDV逮捕騒動後、間もなくして破局。アンバーのDVが原因ではないかと噂された。

そのタスヤが、米TMZの取材に対して、アンバーがDV罪で逮捕された件は「別に大したことじゃなかった」「そんな暴力的なものじゃなかった」と告白。

「手錠をかけて警察署に連行されるなんてこと、私は求めてなかった。でも、警察官は私たちがカップルだと知ると、DVの疑いがあると言い出した」と語り、当局はすぐに事件性はないとして、アンバーを釈放、DV容疑も不問にしたのだと明かした。

その後、タスヤは、米USウィークリーを通して、声明を発表。声明文は以下の通りである。

「2009年、アンバーはとある出来事で、権力を持つ2人の人物(警察官)から誤解、そして過敏反応され、不法に告発されました。2人は女性を見下すような態度をとっており、後に私たちの関係が、友人ではなく家庭を築いているパートナーだと分かると、同性愛嫌悪をむき出しにしたのです」「アンバーに対する訴えはすぐに取り消され、釈放されています。今、この件を蒸し返し、アンバーの誠実性や彼女の話を疑うことほど落胆することはありません。アンバーは素晴らしく、正直で、美しい女性です。私は彼女のことを、最大限に尊敬しています。私たちは5年もの素晴らしい時を共に過ごし、今も仲良い友人として付き合い続けているのです」

最新情報では、タスヤが「女性を見下し」「同性愛嫌悪者」だと主張している警官の1人は女性であり、またカミングアウトしている同性愛者であるとのこと。この騒動はまだまだ続きそうである。