「ビバヒル」のトリ・スペリング、クレジットカードの未払い金で再提訴

米TVシリーズ「ビバリーヒルズ高校/青春白書」で人気を博した女優のトリ・スペリング(43)が、クレジットカードの未払金で新たに訴訟を起こされた。

アメリカン・エキスプレス社はトリを相手取り、8万7,600ドル(約900万円)の未払金を求めて提訴したという。

先月31日にロサンゼルス地裁に提出された訴状にはカードの請求書が添付されており、今年4月時点この金額が未払いになっていることを示している。米エンターテイメント情報番組「E! News」によると、クレジットカードはすでに失効しているという。

トリが同社と法的トラブルになったのはこれが初めてではない。今年1月にも約3万8,000ドル(約390万円)分の未払金で訴えられた。

米芸能情報サイト「TMZ」によると、裁判所は8月、TVプロデューサーで億万長者だったアーロン・スペリングの娘であるトリに対して欠席裁判を行い、未払金の全額と855ドルの訴訟費用の支払いを求めた。

一方、トリの夫で俳優のディーン・マクダーモットは7月に100万ドル未満の未納の税金を督促され、夫妻は大きな問題に直面しているという。この件には2014年の収入に関連する70万7,500ドルの連邦租税先取特権と25万9,000ドルのカリフォルニア州発行の徴税令状が含まれているという。

トリが金銭的トラブルに陥ったことから、父アーロンが亡くなった際に数百万ドルの遺産を相続した母のキャンディは娘の支援に名乗りを上げたが、クレジットカードの未払金については肩代わりを拒否。TMZに対し、次のように語っていた。「娘を助け、すべての請求書を払っているわ。あれ(クレジットカードの請求書)みたいなオマケは払わないし、未払い分も払わない。家と子どもの学費と食費だけよ」

トリは先月、ディーンとの第5子を妊娠したことを発表している。

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