セレーナ・ゴメスとアリアナ・グランデのファンが対立！ 両者がモメることとなった原因は…

セレーナ・ゴメス(25)と、アリアナ・グランデ(24)のファンが対立する事態に。どうしてこんなことになってしまったのだろうか?

いったいなぜこうなったのか。きっかけは、10月31日に、Billboardが2017年の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に、セレーナ・ゴメスを選出したこと。セレーナは今年、闘病、生体腎移植を公表する一方で、「フェティッシュ feat. グッチ・メイン」「バッド・ライアー」と、自身名義の2シングルがいずれもヒット。プロデューサーとして参加したドラマ「13の理由」(NETFLIX)が大きな話題になるなど、公私ともに話題づくめの1年であった。

同誌のジョン・アマトー会長は、「セレーナはチャートで上位を記録するだけでなく、世界中の若い女性を正直であれ、自分の意見を発することを恐れることなかれと、インスパイアし続けている」と選出理由を明らかにしている。

ところがTeenVOGUEによれば、これにアリアナ・グランデのファンが反発。今年6月、英マンチェスターにおけるコンサートが、22名の死者を出す爆弾テロ事件の被害に遭いながらも、たった2週間で被害者救済のため、大規模な慈善公演を企画・実行した彼女の功績を「お忘れか」と訴えている。

彼女のファンを中心に、「アリアナ・グランデこそが、ウーマン・オブ・ザ・イヤーに相応しい」という主張が横行。これにセレーナ・ゴメスのファンが、「彼女だって(持病の)ループス研究、メンタルヘルスケアやガン闘病、LGBTQ、ハリケーン被災者の支援を含めていろいろやっている」と反論する事態にまで発展している。

同メディアは、「自分の好きなアーティストを応援する気持ちはわかるけれど、超えてはいけない一線もある」と指摘。現時点で、本人たちがこの騒動に言及する場面はないものの、「セレーナ・ゴメス、アリアナ・グランデ、ふたりが対立することには、誰にとってもなんのメリットもない」と強調。一般ツイッターユーザーによる、「協力して、みんなが愛する素晴らしい人たちに、みんなで敬意を払うことはできないの?」という発言を紹介している。