故ポール・ウォーカーのドキュメンタリー制作が決定 40年の人生、悲劇的な事故死を描く

2013年に、自動車事故で死去した俳優ポール・ウォーカー(享年40)のドキュメンタリーの制作が決定した。

ポール・ウォーカーは、映画「ワイルド・スピード」シリーズなどで活躍。シリーズ7作目「ワイルド・スピード SKY MISSION」撮影中に急逝したものの、死後も制作は続けられ、弟ふたりの協力もあって映画は完成。遺作として、2015年に公開された。

TVGuideは、Paramount Networkが、ポールのドキュメント「I Am Paul Walker(原題)」の制作を決定したと報道。この夏の公開を目指すという。本作は、生前に彼が親しくしていた人々や、共演者たちのインタビューを中心に構成。ポールが生きた40年の人生、そしてその悲劇的な死を取り上げる。

作中では、「ワイルド・スピード」シリーズ撮影の裏側や、海洋学、2010年の大地震後のハイチ復興といった、生前の彼が情熱をそそいだ分野にも焦点があてられるという。

「I Am Paul Walker」の制作は、2008年に死去した俳優ヒース・レジャーをはじめ、数多くのドキュメンタリーを手がけてきた、デリク・マレイのチームが担当。監督はエイドリアン・ブーテンフースが務める。詳細な出演者は、今後、発表されるとのこと。