Avicii（アヴィーチー）、イギリスでTOP 40に3曲が再びチャートイン

現地時間4月20日にオマーンのマスカットで亡くなった、世界的DJ/プロデューサーのアヴィーチー。4月23日付のイギリスのオフィシャル・チャートで、アヴィーチーの作品の中でも特に人気の高い「Wake Me Up」が13位を記録、またアヴィーチーの名を世界に知らしめるきっかけとなったブレイクスルー曲「Levels」は24位に、そしてダン・タイミンスキーをヴォーカルに迎え制作された「Hey Brother」は32位にチャートインする結果となった。

アヴィーチーことティム・バークリングの訃報は突如、先週の金曜日(日本では土曜日)に伝えられた。アヴィーチーの広報係によって発表された公式の声明では死因などの詳細は明かされておらず、その後の報道ではアヴィーチーが犯罪に巻き込まれた可能性は無いとされている。

アヴィーチーは2016年から一切のライブ活動を休止しており、その理由として過度なアルコールの摂取による体調不良と膵炎との併発をあげていた。また今回の訃報を受けて、ダンス・ミュージック界は喪に服す雰囲気に包まれ、フランス人DJ/プロデューサーのデヴィッド・ゲッタはアヴィーチーを「美しい心を持った友人」と称し、またカルヴィン・ハリスも「とても才能に恵まれた人」を亡くしたと嘆いていた。

Something really horrible happened. We lost a friend with such a beautiful heart and the world lost an incredibly talented musician. Thank you for your beautiful melodies, the time we shared in the studio, playing together as djs or just enjoying life as friends.
RIP @Avicii pic.twitter.com/IGiTYetJcq

— David Guetta (@davidguetta) 2018年4月20日

Devastating news about Avicii, a beautiful soul, passionate and extremely talented with so much more to do. My heart goes out to his family. God bless you Tim x

— Calvin Harris (@CalvinHarris) 2018年4月20日

本チャートでは、4月6日にリリースされた、カルヴィン・ハリスとデュア・リパのコラボ曲「One Kiss」が2週連続で首位をキープ、シングルとしてはおよそ1年ぶりに発表されたアリアナ・グランデの新曲「No Tears Left To Cry」が、首位とたった1,000枚差の売上で2位につけている。

【動画】アヴィーチー「Wake Me Up」


【動画】アヴィーチー「Levels」


【動画】アヴィーチー「Hey Brother」