CWが「ロズウェル」「チャームド」のリブートにゴーサイン！ 「オリジナルズ」のスピンオフ決定で、新シーズンはSF色強めに？

米放送局CWが、2018-2019シーズンに向け、「Roswell, New Mexico(原題)」、「Charmed(原題)」、「Legacies(原題)」のシリーズ化を決定した。米TVGuideほか、各メディアが報じている。

「Roswell, New Mexico」は、1999年から2002年まで放送され、カルト的人気を博した「ロズウェル - 星の恋人たち」のリブート版。ニューメキシコ州ロズウェル付近で墜落したUFOが米軍によって回収されたという、通称「ロズウェル事件」を題材とした、エイリアンが話の軸となるSF作品だ。主人公リズ・オルテチョ役には、「グレイズ・アナトミー」サム役のジャニーン・メイソンがキャスティング。バイオメディカル研究者であり、不法移民2世という役柄を演じる。「初恋のカレはエイリアンだった」というストーリーラインに、2018年らしいトピックを混ぜ込みながら、旧作のファンに加えて新しい世代のファン獲得を狙う。

「Charmed」も、「Roswell」と同じく1998年から2006年まで放送された作品のリブート版だ。邦題「チャームド～魔女3姉妹～」の通り、母親の死去後、自分たちが最強の魔女だと知った三姉妹が主人公。今作では、メロニー・ディアス(映画「フルートベール駅で」)、マデライン・マントック(映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」)、サラ・ジェファリー(ドラマ「シェイズ・オブ・ブルー ブルックリン警察」)がキャスティング。34歳～22歳のフレッシュな顔ぶれを支えるのは、「ジェーン・ザ・ヴァージン」の脚本家チームで、三姉妹のうち次女はレズビアンと、オリジナル版とは一味違った作品となりそうだ。

「Legacies」は、今期シーズン5にて放送終了が決定している、「オリジナルズ」のスピンオフ。吸血鬼クラウスと、人狼ヘイリーの娘ホープ・ミカエルソンが、ティーンエイジャーとして「ヴァンパイア・ダイアリーズ」の舞台ミスティック・フォールズにて過ごす高校生活を描く。ホープ役は「オリジナルズ」から継続して、ダニエル・ローズ・ラッセル(映画「ワンダー 君は太陽」)が演じる。

一方で、「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」のスピンオフ「Wayward Sisters(原題)」のシリーズ化は見送りとなった。